Amazon『私たちの青い夏』シーズン3ネタバレ感想・考察 最後にベリーが選ぶ本当の“愛”とは?【随時更新】

『私たちの青い夏』のポスター
出展元:https://www.amazon.co.jp

Amazonドラマ『私たちの青い夏』は、イケメン兄弟コンランド&ジェレマイアの間で心揺れる主人公ベリーの恋と成長を描く珠玉の青春ラブストーリー。第9話の全あらすじ・感想を追記しました!

各話の配信に合わせてあらすじ・感想を更新し、全話配信後に考察・見どころを追加予定です。ブックマークをして随時チェックしてくださいね♪

※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます


【本記事のポイント】

ネタバレなしで知りたい方へ
前半ではあらすじ・海外評価・筆者の感想を紹介。視聴前の参考にどうぞ。

ネタバレありで深掘りしたい方へ
後半では全あらすじと見どころ・考察をたっぷり紹介。視聴済みの方もおさらいに◎

※目次から各セクションにジャンプできます。

『私たちの青い夏』シーズン2をおさらい

『私たちの青い夏』は、海辺のリゾート地での夏休みを舞台に、主人公ベリーの初恋と成長を繊細に描く青春ドラマ。

イケメン兄弟コンランド&ジェレマイアの間で心揺れ動きながら、自分自身の気持ちと向き合う姿が胸を打ちます。甘酸っぱい恋の始まりや葛藤、友情と家族の絆がいっぱい詰まった感動作。シーズン3へ入る前に、シーズン2を軽くおさらいしましょう♪

シーズン2のあらすじ

シーズン2は、コンラッドとジェレマイアにとっては母親、ベリーにとっては叔母のように慕っていたスザンナが亡くなり、3が大切な人の死を乗り越え、カズンズ・ビーチで迎える夏から始まる。

3人は、家族の思い出が詰まった夏の家を売却しようとするスザンナの義理の妹を止めようし、守ろうと団結する。彼らは家族の絆を再確認し、過去と向き合うことでそれぞれの課題を乗り越えていく。

その過程でベリーは、幼なじみで長年想いを寄せていたコンラッドと、彼の弟ジェレマイアとの間で心を揺さぶられながらも自分の気持ちに向き合い、心の整理をしようとする。

シーズンのクライマックスでは、ついにベリーはジェレマイアを選び、コンラッドとの関係に区切りをつけ、新たな人生の一歩を踏み出す決断をする── 。

・お気に入りの青春ドラマが絶対見つかる♪

『私たちの青い夏』シーズン3の概要

基本情報を押さえておきましょう♪

製作:Amazonプライムビデオ
ジャンル:青春、恋愛、ヒューマンドラマ
配信日:2025年7月16日
製作国:アメリカ
話数:全11話
原作:ジェニー・ハン
クリエイター:ジェニー・ハン

『私たちの青い夏』シーズン3のあらすじ(ネタバレなし)

シーズン2のラストで、コンラッドではなくジェレマイアを選んだベリーは、彼のそばにいたくてフィンチ大学へ進学。二人はそのまま交際を続け、3年後も順調なカップル……に見えたが、ある“真実”を知ったことで、ベリーの中で何かが大きく揺らぎ始める。

一方で、コンラッドは医者を目指して多忙な学生生活を送っているものの、どうしてもベリーのことを忘れられずにいた。そんななか、母スザンヌの追悼会でコンクリン家とフィッシャー家が久々の再会を果たすものの、またもや恋と家族の関係が複雑に絡み合っていく展開に……。

ベリーのジェレマイアへの気持ちは本物なのか、それともまだ心の奥に消せない想いが残っているのか? ついに迎える最終シーズンで、ベリーの“本当の選択”が明かされる──!

・『私たちの青い夏』キャストの実生活のパートナーは誰!?



『私たちの青い夏』シーズン3海外での評価&筆者の感想(ネタバレなし)

【Rottern Tomatoes】
批評家スコア:未定
観客スコア:68%
【筆者の評価】
総合評価:★★★★☆
ストーリー:★★★★☆
エンタメ性:★★★★☆
感動:★★★☆☆

本作の最大の見どころは、何と言ってもベリーがイケメン兄弟ジェレマイアとコンラッドの間で揺れ動く三角関係。そんな物語が、いきなり第1話から衝撃の展開を迎えます。しかも、その衝撃が次の衝撃へとつながっていく展開に、もう筆者は画面から目が離せませんでした。

正直、全話イッキに見てベリーが最終的にどちらを選ぶのか、早く結末を知りたくてたまらない! ……のに、毎週1話ずつの配信というのが本当にじれったい(涙)。とはいえ、最終シーズンの最終話をを見終えてしまったら、間違いなく寂しさに襲われてしまうでしょう(笑)。

シーズン3では3人が大学生となり、コンラッドは病院で医師の研修を開始し、ベリーの兄スティーヴンはIT企業でインターンとして働き始めるなど、それぞれが社会へと一歩踏み出し始めた姿が描かれます。そんな彼らの成長も、今シーズンの大きな見どころです。

とはいえ、この作品ならではの青春のきらめきや初恋のもどかしさは、しっかり健在。3人の間で揺れる繊細な想いと葛藤が丁寧に描かれていて、思わず感情移入してしまう演出には本当に引き込まれます。

とびきり爽やかで、ちょっぴり切ない青春ラブストーリー。誰にでも自信を持っておすすめしたくなる、珠玉の青春恋愛ドラマです💛

・バンドでブレイクを目指す青春ドラマ『ザ・ランナラウンズ』は超イチオシ!

スクロールに疲れた方へ
・ネタバレを知りたい方は、全あらすじ(ネタバレあり)へ飛ぶ
・ネタバレありの深堀りを読みた方は見どころ・考察(ネタバレあり)へ飛ぶ

『私たちの青い夏』シーズン3の登場人物&キャスト

ベリー・コンクリン(ローラ・タン)

毎夏、カズンズ・ビーチのスザンナの家で過ごしている。ずっと片思いしていたなじみのコンラッドと別れて、彼の弟ジェレマイアと付き合い始める。

コンラッド・フィッシャー(クリストファー・ブライニー)

母スザンナの死でふさぎ込んでしまい、ベリーとの友情が恋に発展したが破局を迎える。

ジェレマイア・フィッシャー(ギャヴィン・カサレーニョ)

コンラッドの弟で、ベリーのことが気になりだし付き合い始める。

スティーヴン・コンクリン(シーン・カウフマン)

ベリーの兄。プリンストン大学に合格して、テイラーと引っ付いたり離れたりの関係を繰り返している。

ローレル(ジャッキー・チョン)

ベリーとスティーヴンの母親で作家。毎夏、親友スザンナの家で過ごしている。

スザンナ(レイチェル・ブランチャード)

コンラッドとジェレマイアの母親で、ローレルの親友。癌を患い、シーズン2で永眠する。

ジョン・コンクリン(コリン・ファーガソン)

ベリーとスティーヴンの父親。歴史の教授で、元妻ローレルとは親として比較的良好な関係を築いている。

テイラー(レイン・スペンサー)

ベリーの親友でスティーヴンの元カノ。

アダム・フィッシャー(トム・エヴェレット・スコット)

コンラッドとジェレマイアの父親。IT企業を運営していて、スティーヴンの上司。

ジュリア(キーラ・セジウィック)

スザンナの異母姉妹。スザンナの家を売ろうしていた。

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『私たちの青い夏』シーズン3の全話あらすじ&感想(ネタバレあり)

 

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第1~3話

【あらすじ】

ベリーはできるだけジェレマイアの近くにいたくてフィンチ大学に入学し、親友のテイラーも同じ大学に進学した。

3年後、ベリーとジェレマイアは交際を続けていたが、彼は単位を落として留年することに。ベリーの兄スティーヴンは、コンラッドとジェレマイアの父アダムの会社でインターンをしつつ、テイラーと関係を持っていた。

ベリーはパリ留学が決まるも、過去にジェレマイアと喧嘩した後に、彼が友愛会のパーティーで他の女子と関係を持ったと知り、大きなショックを受けて問い詰める。

ジェレマイアは、ベリーに別れを宣言されたと思い込み、友愛会の旅行で泥酔して浮気をしてしまったと認めた。しかし、ベリーも自分に否があったと感じ、二人は仲直りし、ジェレマイアがプロポーズして婚約する。

一方、テイラーと微妙な関係を続けていたスティーヴンは交通事故を起こして病院に搬送され、テイラーは意識不明の彼に愛を告げた。ところが目を覚ましたスティーヴンは、きっぱりと彼女に別れを告げる。

コンラッドは病院での研修が始まったが、些細なミスを理由に解雇されてしまう。

カズンズビーチでスザンヌの追悼式が行われ、家族が集まるなか、ベリーとジェレマイアは婚約を発表。ベリーへの想いを引きずっているコンラッドはショックを受け、ローレルとアダムが婚約に猛反対したため、追悼式は険悪な雰囲気で終わる。

【感想】

第1話で、ジェレマイアのまさかの浮気が発覚して大ショックを受け、第2話ではヨリを戻した二人がいきなり婚約という怒涛の展開に! 青春ラブストーリーというより、どこかメロドラマ的な揺さぶりを食らってしまったのは筆者だけではないはず。

しかも、6週間後に結婚する計画を立てる二人を見て、「ちょっと一回落ち着つこうよ!」と言いたくなったものの、これも若さゆえの情熱。こういう恋って、未熟で人生経験のない若い時だからこそ経験できるものなので、なんだか羨ましくも感じます。

ベリーはジェレマイアに夢中ですが、その一方でコンラッドの存在も意識していて、残りのエピソードで恋の三角関係がどう転がっていくのか、今後の展開がますます楽しみです。

第4話:ラスト・スタンド

第4話のあらすじと感想

【あらすじ】

ベリーは21歳の誕生日を迎えたものの、結婚に猛反対している母ローレルとの関係がギクシャクしてしまう。6週間後に結婚を控えるベリーは、母にウェディングドレスの買い物に同行してほしいと頼むが、「まだ若すぎる」と断られ、口論の末に家を飛び出す。

サマーハウスでジェレマイアと過ごす中、思わぬ形でコンラッドと再会し、ジェレマイアは兄に式の介添え人を依頼するが、結婚に反対されてしまう。一方、テイラーは母のために夢だったニューヨークでのインターンを諦め、自宅サロンの再建を手伝う道を選ぶ。

ベリーはパリ留学を断念し、結婚に専念する決意を固める。結婚を反対されて悲しむベリーを見たコンラッドが、最終的に式の介添え人を引き受けてベリーは喜ぶが、彼の「僕は何てバカなんだ」というナレーションが切なさを残して幕を閉じる。

【感想】

ベリーが21歳で結婚を決め、母ローレルが強く反対する気持ちは理解できます。親として、大人の視点で見たら当然の反応でしょう。また、せっかくのパリ留学というチャンスを捨てて、恋愛や結婚を優先させるベリーの決断にも、筆者は複雑な想いになってしまいました。

二人の愛と絆が本物なら、大学卒業まで結婚を待てるはず。ベリーが間違った決断をしていることにモヤモヤした気持ちが吹っ切れず、涙するベリーを見てコンラッドが介添え人を引き受けた心境も切なすぎて、第4話も感情ジェットコースターの勢いが止まりませんでした。

第5話:ラスト・ダンス

第5話のあらすじと感想

【あらすじ】

第5話は、コンラッドの心のモノローグから始まる。忘れたくても忘れられないベリーへの複雑な想いがにじみ出る中、父親からジェレマイアの結婚を止められないかと相談されるが、「2人は愛し合っているから」と答え、それ以上は関わらない姿勢を見せる。

一方、テイラーは母の店の事情でカズンズに行けなくなり、ジェレマイアも仕事の都合で到着が遅れることに。ベリーに付き添う形で、コンラッドが結婚式の準備を手伝うことになる。2人で買い物をしながら過去の思い出を語る中、コンラッドはふと「自分が結婚するのでは」と錯覚し、途中で立ち寄った桃のスタンドではベリーを抱き寄せそうになってしまう。

家に戻ってからは夕食を共にし、お酒を飲みながら穏やかな時間を過ごす二人。そんな中、ジェレマイアが到着し、父親が結婚を認めてくれたこと、クラブで挙げるなら式の費用も負担すると告げる。ベリーは戸惑いながらも、その提案を受け入れる。

花火が上がる湖畔で踊る2人の姿を見つめながら、コンラッドは亡き母との「ジェレマイアを守る」という約束を思い出す。そして、シーズン3でベリーに「もう好きじゃない」と嘘をついたのも、すべては弟を傷つけたくなかったからだと振り返り、もし正直な気持ちを伝えていたら──という後悔に静かに沈む。

【感想】

第5話は、コンラッドのナレーションにより彼の視点で物語が進み、ベリーへのあふれる想いと深い後悔が丁寧に描かれた回でした。彼女を忘れようとしても忘れられない気持ちがひしひしと伝わってきて、観ているこちらまで胸が締め付けられるような切なさを感じてしまいました(涙)。

「男の恋愛はフォルダ保存、女の恋愛は上書き保存」とはよく言いますが、まさに二人はその典型と言えそうですね。コンラッドのフォルダはベリーへの愛と思い出でパンパンで、他が張り込む余地がゼロのようです。

とくに印象的だったのは、コンラッドがベリーと適切な距離を保とうとしつつも、結婚式の準備という“使命”のために彼女に寄り添わなければならないというジレンマに苦しむ姿です。自分の感情を押し殺してでも、ジェレマイアを優先しようとするその姿は痛々しいほど。

また、2人が一緒にいてはいけないはずのタイミングで、運命に導かれるように再び隣に並んで式の準備に奔走する展開は、何か暗示しているのでは!?なんて考えてしまいました。一方で、式の準備を通して徐々にジェレマイアとベリーの間に意見のズレも見え始めているため、二人が無事に結婚式を迎えられるのかどうか、今後の展開から目が離せません!

第6話:ラスト・ネーム

第6話のあらすじと感想

【あらすじ】

第6話は、ベリーとジェレマイアの結婚準備が思うように進まない様子が描かれる。新居探しは難航し、ベリーは一人で結婚式場となるクラブを下見して担当者と詳細を決めるが、アダムの仕事関係者が100人も招待されると知り、自分が思い描いていた結婚式との違いに戸惑い始める。

その気持ちをジェレマイアに打ち明けるが、彼は「二人で乗り切ろう」と説得する。一方で、ブライダルシャワーの準備が進む中、ベリーは母ローレルが来ないことに落ち込み、食欲もなくなっていた。そんな彼女を心配したコンラッドはローレルに会い、ブライダルシャワーと結婚式への参加を懇願する。

当日、ベリーが会場に現れると友人や近所の人々が集まり、その中にはローレルの姿もあった。母の来訪にベリーは喜び、最高に楽しい時間を過ごす。一方、スティーブンは遅れて到着し、彼に会うのを楽しみにしていたテイラーは彼に「友達でいたい」と告げられ落胆する。スティーブンは同僚デニーズと距離を縮めつつあり、彼女から二人でゲーム会社を立ち上げようと誘われていた。

アダムは秘書のケイリーに結婚式の計画を依頼していたが、実は彼女はスザンヌが生きていた頃から不倫関係にあった。ジェレマイアとコンラッドは、アダムから「ケイリーと真剣に付き合い始めたので結婚式に連れて行きたい」と告げられるが、かつて父とスザンヌの浮気を巡る口論を聞いたことのあるコンラッドは素直に受け入れられない。

ベリーは母と実家で映画を見ている時、子どもの頃にコンラッドを思いながら歌ったミュージカル曲を懐かしく思い出す。カズンズに戻ったベリーは、サーフィン中に足を怪我したコンラッドの手当てをする際、彼とキスしそうになる。コンラッドが去った後、ベリーは彼が寄りかかった肩に触れ、自分の気持ちを静かにかみしめる。

さらにベリーは、ブライダルシャワーのゲームで、「兄弟にとって初めてのペット」をビーチで見つけたのは実はコンラッドだったと知り、子ども時代のジェレマイアの全てを知っていると思っていたのに、違ったという事実に動揺する場面も描かれた。

【感想】

ローレルが結婚式とブライダルシャワーに来ないと落ち込むベリーを見て、コンラッドが彼女を真摯に説得する姿が、もう切なすぎて……。弟とベリーの幸せを第一に考える彼の姿を見ていると、「もしかして、ジェレマイアよりもコンラッドの方がベリーにふさわしいのでは?」と思ってしまう視聴者は、きっと筆者だけではないはず。

ローレルに「あなたの幸せは?」と訊かれたコンラッドが、「二人が結婚したら自分の幸せを見つける」と答える場面も印象的でした。もともと繊細な彼だけに、本当に気持ちを切り替えられるのか心配になってしまうほど……。

今回のエピソードでは、ベリーが子ども時代にどれだけコンラッドに夢中だったかを思い出し、ラストではその想いを改めて確かめるようなシーンで終了。結婚式まであと2週間というのに、こんなに心が揺れている状態で式に臨んで大丈夫なのでしょうか……? これまで自分の気持ちに正直で、人にもフェアであろうとしてきたベリーだけに、このまま不確かな想いのままジェレマイアと結婚することはないような気もします。

ちなみに、今回の記事のトップ画像はオードリー・ヘプバーン主演映画『麗しのサブリナ』へのオマージュなのですが、これを知ったファンの間では、「最終的にベリーはコンラッドを選ぶのでは?」という予想も浮上しています。

このことについては「【ファン必見】知ったら驚く10の秘密」でも紹介していますが、『サブリナ』では主人公サブリナが兄弟の間で揺れながらも、ポスターでコンラッドの位置にいるハンフリー・ボガート演じるライナスを選ぶからです。もしかすると、このポスターはベリーの“最初で最後の愛”を示唆ているのかもしれません。

エピソードは残り5話。果たしてどんな展開になるのか、毎回ドキドキしながら見守ることになりそうです。

第7話:ラスト・ハラー

第7話のあらすじと感想

【あらすじ】

コンラッドが怪我をしてから数日、まだ距離を感じさせながらも、彼とベリーは以前のように会話を交わすようになっていた。そこにジェレマイアが戻り、さらにテイラーや仲間たちがカズンズに集まり、プールサイドでバーベキューが開かれる。しかし楽しい空気の裏で、ビーチに到着したスティーブンとデニースが急速に距離を縮めていく姿に、テイラーは平気なふりをしながらも心のざわめきを隠せない。

一方ローレルは、アダムがスザンナを苦しめた不倫相手、ケイリーを結婚式に同伴しようとしていることに激怒する。スザンナが息子の晴れ舞台に立ち会えないことを思うと胸が締めつけられ、思わず元夫ジョンと昔話に浸り、懐かしい空気の中でキスを交わしてしまう。

その頃、女子たちはバチェロレッテパーティーで華やかに盛り上がり、男子はバーへ。その途中で二つのグループが遭遇し、ベリーはコンラッドを引き止め、母をブライダルシャワーと結婚式に来るよう説得してくれたのかと問いかける。彼が肯定すると、幼い頃いつも彼に守られてきた記憶がよみがえる。テイラーはデニースにスティーブンへの想いを認めさせ、恋の後押しをする。

やがて酒と大麻グミで心を乱したベリーは、踊りながらコンラッドのことばかり考えてしまう。ついにベリーはテイラーに、「本当に夢見ていたのはコンラッドだけだった」と打ち明け、クリスマスを二人で過ごした秘密も明かす。その一方で、コンラッドは弟の過去の浮気を知り、弟のために抑えていたベリーの気持ちを解き放つ。

ビーチでベリーに向き合った彼は、4年前に「もう愛していない」と言ったのは、弟のためだったと告白する。しかし、ベリーは涙をこらえ「今さら遅い」と突き放し、ジェレマイアへの愛と信頼を口にして去っていく。

その夜にスティーブンは、デニースからテイラーが恋を後押ししてくれたこと知る。デニースに部屋にこないかと誘われるが、たまたまテイラーの泥酔した母ルシンダを見かけ、彼女を部屋へ送り届ける。

ベリーはテイラーの部屋で寝て、眠れぬ時間を過ごす。外ではコンラッドがただ一人、深い思索に沈んでいた。

【感想】

第7話、もう大変な展開になりましたね。本作で印象に残ったのは、コンラッドとベリーの気持ちのもどかしさです。ジェレマイアの浮気を知ったコンラッドは、これまで弟を優先して抑えていたベリーへの想いを、ついに解放しました。愛するベリーを裏切った弟に、もう遠慮する必要はないと感じたのでしょう。自分の本心を正直に伝えようした彼の告白には、誠実さと覚悟がよく表れていると思います。

それなのにベリーは、テイラーに「ずっと夢見ていたのはコンラッドだけ」と打ち明けにもかかわらず、彼の告白を受け入れませんでした。心では彼を求めているのに、現実にはジェレマイアとの関係があり、しかも結婚式の直前です。そう簡単には切り替えられないでしょう。理性と感情の間で揺れ、コンラッドの告白を撥ね返した後に、ベリーが号泣する姿に筆者は胸が締め付けられて泣いてしまいました。

最終シーズンは残すところ4話となりましたが、この様子だと結婚式は実現しない可能性が高そうですね。ついにベリーはコンラッドの本心を知りましたが、状況は本当に複雑……。たとえお互いに想い合っていても、ベリーがコンラッドのもとに行けばジェレマイアを傷つけることになるし、そうなれば兄弟の関係は元に戻らなくなるでしょう。

ベリーが子どもの頃から夢に描いていたのはコンラッドとのハッピーエンドですが、現実にはジェレマイアとの関係も大切です。愛と理性、過去の絆と未来の責任の間で、どっちを選ぶか迷ってしまうのも無理はありません。もしかすると彼女は、あえてどちらも選ばず、自分の道を見つける選択をするかもしれませんね。

こういう葛藤があるからこそ、本作の三角関係は単なる恋愛ドラマにとどまらず、家族や友情、個人の成長まで丁寧に描かれていて、本当に見応えがあります。ベリーがどんな決断を下すのか、もう最後まで目が離せません! この調子だとベリーではなく、母ローレルがジョンと元サヤになり、ハッピーエンドになりそうな気もします(笑)。



第8話:ラスト・キス

第8話のあらすじと感想

【あらすじ】

コンラッドはベリーに愛を告げた翌日、「酔った勢いの言葉だから忘れてほしい」と伝える。結婚式直前の告白をなかったことにされてベリーは激怒し、どうにかして式を欠席してほしいと頼む。二人は大喧嘩となるが、ベリーは彼を完全に忘れられないと悟っていた。その後、テイラーがコンラッドに「ベリーを翻弄しないで」と釘を刺す。

リハーサルディナーに現れたコンラッドに、ベリーは居心地の悪さを感じる。一方ジェレマイアは父から就職を勧められ、既に決意していたことをベリーに相談せず、彼女から不満を買う。その夜、ベリーはコンラッドから告白されたことをジェレマイアに打ち明け、兄への怒りを募らせる彼を前に「あなたが大事」だと伝える。

翌朝ジェレマイアが姿を消し、ベリーは動揺する。スティーヴンがコンラッドに事情を問い質すと、彼は弟を探しに出る。公園で再会した兄弟は激しくぶつかり合い、ジェレマイアは「なぜ今さら告白した」と詰め寄る。コンラッドは、亡き母スザンナからの手紙を弟に渡すが、なぜかコンラッド宛ての手紙が入っていて、「彼女に愛を伝えなさい」と書かれていた。もちろん、“彼女”とはベリーのことだ。

結婚式の時間が迫る中、テイラーはベリーに「本当は結婚を望んでいないのでは?」と問いかける。その後、コンラッドが現れ、ベリーに「もう傷つけたくないから式には出ない」と告げ、ジェレマイア宛てに、ベリーに渡すはずの亡き母の指輪を残して去る。

ジェレマイアはベリーに、クリスマスに彼女がコンラッドと一緒に過ごしていたことを、近所の人から聞いて知っていたと伝える。彼はベリーが打ち明けてくれることを待っていたが何も言ってくれなかったため、自分から喧嘩をふっかけて2人を別れ、春休みに彼は浮気をしたのだった。

ジェレマイヤは「兄貴のこと愛してないと言ってくれ」とベリーに頼むが、「いつでも心のどこかで愛は残ると思う」と答える。その言葉にショックを受けたジェレマイアは、「未練を残したまま結婚するな」と言って出て行き、結婚式はキャンセルとなる。

スティーヴンはデニースとキスをするが恋のときめきを感じず、それは彼女も同じで、二人は友達&ビジネスパートナーでいるべきだと悟る。彼はテイラーにデニースとの間には何もないと伝えて、二人の復縁が示唆される。

ベリーは、ローレルから結婚祝いにもらった旅行カードを使ってパリ行きの飛行機のチケットを買い、空港でコンラッドを見かけるシーンで終了する。

【感想】

やはり、多くの視聴者が予想していたとおり、ベリーとジェレマイアの結婚式はキャンセルとなってしまいました……。でも正直、これで良かったのだと思います。二人はお似合いで、とてもラブラブな関係でしたが、まだ学生の身で結婚は早すぎるし、心に迷いや未練を抱えたまま“一生”を誓うのは危険ですよね。しかも、その未練の相手が花婿の兄だなんて、なおさら複雑です。

改めて思うのは、恋愛って白黒ハッキリつけられないグレーな感情に満ちているということ。同時に全く違うタイプの人に惹かれることもあるだろうし、自分の気持ちに正直になったからといって幸せになれるとも限りません。一方通行では成立しないからこそ本当に難しい……。勉強や仕事は努力した分だけ成果が出やすいのに、恋愛だけは思い通りにならないところが本当に厄介です。

今回明かされたのは、ジェレマイアが、クリスマスにベリーとコンラッドが一緒に過ごしていたことを知っていたという事実。ベリーがそのことを打ち明けなかったせいで自ら喧嘩をふっかけ、結果的に浮気までしてしまったジェレマイア……。彼の立場を思うと少し同情してしまいます。結局彼は、常にコンラッドの影に押しやられ、兄に対するコンプレックスを抱えたまま、ベリーとの関係に終止符を打つことになりました。

そして個人的に気になったのが、スザンナが残した手紙です。結婚式で渡すはずの重要な手紙を、間違えてコンラッド宛てのものを入れてしまうなんて、最初は「痛恨のミス!」と思いましたが、一瞬「いや、まさかわざと……?」と勘ぐってしまった筆者。とはいえ、彼女が手紙を書いたのは体調がかなり悪化していた時期だと思うので、ここは素直に“偶然のミス”だと受け止めておきましょう。

ラストは、パリへ向かう空港でベリーがコンラッドを見かけるシーンで終了しました。これだけのことがあったので、第9話はタイムジャンプで始まり、ベリーが空港で彼に声をかけたのかどうかは、少し時間を置いて明かされるような気がします。

やはり、この記事のトップに入れた画像が示唆しているように、最終的にベリーはコンラッドと結ばれるのでしょうか……!? 来週のエピソードが待ちきれません!

第9話:ラスト・コール

第9話のあらすじと感想

【あらすじ】

【要約】
◉ ベリーは、空港でコンラッドを見かけるが話はせずにパリへ。コンラッドは結婚式が取りやめになったことを父から知らされて衝撃を受ける
◉ ベリーは留学枠のミスやバッグ盗難などトラブルに遭うが、前向きに行動する
◉ ジェレマイアはベリーへの未練と喪失感で揺れる一方、スティーブンとテイラーは互いの気持ちを確かめ復縁
◉ 最終的にベリーはパリに残ることに決める

ベリーは空港でコンラッドを見かけるが話しかけられず、搭乗ギリギリで飛行機に乗り込む。コンラッドは父親から、ジェレマイアとベリーの結婚式が取りやめになったことを知らされて衝撃を受ける。

その頃、ジェレマイアはバーで酒を煽っていたが、父親から面倒を見てほしいと頼まれたコンラッドが現れて、スティーブンとテイラーは彼とベリーをそっとしておくように警告する。ベリーは前日に大学に問い合わせ、留学枠が残っていると言われたからパリまで来たが、実際には従業員の手違いで枠は埋まっていて留学は叶わなかった。泣きながら母親に事情を伝えると、ローレルは費用を惜しまず帰国するよう勧める。

その後、ベリーはレストランで婚約指輪入りのバッグを盗まれるが、エアタグで追跡。ナイトクラブで変な男に絡まれていた女性ジェマを助けて店内に入り、バッグを奪い返す。一方、スティーブンはコンラッドに怒っていたが、テイラーからクリスマスにコンラッドとベリーが二人で過ごしていたことや、ジェレマイアが浮気をした話を聞いてショックを受ける。そしてスティーブンとテイラーは、お互いの気持ちを確かめ合って復縁する。

ジェレマイアはベリーを失った喪失感に沈み、テイラーの励ましで自分の感情に向き合う。クラブの後、ベリーはジェマと彼女の友人たちと飲みに行き、結婚式を取りやめにしたことなど全てを経緯を話し、みんなにパリに残るべきだと言われる。

ベリーがジェレマイアに電話をすると「二人でやり直そう」と説得されるが、パリに残ると伝えると、怒った彼に「隙にしろ。二度と電話するな」と言われてしまう。

コンラッドは父親に結婚式をブチ壊しにしたことを打ち明け、今は距離を置くしかないと助言を受ける。ベリーは支えてくれた家族や友人たち、慣れ親しんだカズンズビーチを胸に、新しい自分を見つけようと気持ちを新たにする。

【感想】

第9話はタイムジャンプで始まるのではないかと予想していましたが、見事に外れて(笑)第8話の直後からスタート。結局ベリーはコンラッドに話かける機会がないまま、パリへ到着しました。

このシーンだけでも、二人の関係性の微妙な距離感や、ベリーの内面の迷いが伝わってきます。パリに着いたベリーは、留学が叶わなかったことやバッグの盗難といったトラブルに見舞われますが、そこで落ち込まず、新しい友人たちからの励ましを受けて、自らの意志でパリに残ることを選びました。それは、以前の依存的な自分からの脱却を象徴しているのではないでしょうか。彼女の行動ひとつひとつが、「自分で未来を切り開く」というテーマを体現していたように思います。

一方、ジェレマイアは結婚が破談になったにもかかわらず、ベリーにやり直そうと説得。その姿には、ベリーの気持ちを尊重せずに自分の感情を優先する彼の未熟さや、相手の成長を受け入れられないもどかしさが表れていて、ベリーとの対比がより鮮明に。

そんななか、素直になれずに紆余曲折だったスティーブンとテイラーがお互いの気持ちを正直に打ち明け、復縁する展開のコントラストが印象的でした。結婚キャンセルで落ち込みムードの中、視聴者に安心感と希望を与える重要なハッピーエピソードになっていたと思います。

第9話は、登場人物たちの感情の対比や成長の瞬間を丁寧に描きつつ、ベリーが新しい環境で、自分の意志を持って行動する姿を中心に据えた構成になっています。この描写は単なる恋愛ドラマの一幕ではなく、自己発見や自立といったテーマを提示している点で、意味の深い回だと言えるのではないかと思いました。

第10話:ラスト・イヤー

【あらすじ】

【要約】
◉ ベリーはパリで仕事と学業を両立しつつ、感謝祭やクリスマスにホームシックに悩む
◉ ジェレマイアは居場所を失い、家族や恋人との断絶を深めるが、周囲の助言で前を向き始める
◉ ベリーはベニートとの関係に一歩踏み出し、新たな人生の選択を模索する
◉ コンラッドはベリーへの想いを手紙に託し、ついにパリへ向かう決断を下す

前回から数ヶ月後、物語は感謝祭の日に始まる。ベリーは仕事2つを掛け持ちしながらオンラインで授業を受け、前回親しくなったフランス人の友人たちと交流を続けていた。しかし、感謝祭という時期が彼女をホームシックにさせる。ベリーはテイラーとフェイスタイムをし、彼女がクリスマスにパリを訪れることになる。その頃、スティーブンとテイラーは「フレンズギビング」を開き、ジェレマイアはベリーとの破局をまだ乗り越えられず、コンラッドからのメッセージを無視する。

食事の席には、恋人の両親から逃げてきたアダムが加わり、ジェレマイアが大学の授業に出席せず、スティーブンの家に転がり込んでいることを知り、激怒して仕送りを打ち切ると宣言する。

一方ローレルはジョンと静かな感謝祭を過ごす。ローレルに電話したコンラッドは、ベリーがクリスマスに帰国しないことを告げられ、ベリーに連絡するかどうかは自分で決めるよう助言される。その後コンラッドはベリーに手紙を送るが、彼女は返事を書かなかった。

ベリーはジェレマイアに「メリークリスマス」と送るが返事はなく、孤独な夜を過ごしていたところ、友人ベニートが訪ねてきて一緒に湖へ出かける。

カズンズではコンクリン家とフィッシャー家がクリスマスを過ごすが、ジェレマイアは参加せず、居候先のデニーズに、「その辛い気持ちを手放して、みんなを許すべきだ」と諭られる。

その頃、パリに着いたテイラーとベリーがパーティーの飾り付けするなか、ジェレマイアから電話があり、彼はベリーと向き合うことにしたと告げ、自分は元気だと伝える。

やがてコンラッドからベリー宛てにテディベアとスナックが届き、未練をにじませる贈り物にテイラーは「前に進めないのは彼のせいでは?」と問いかける。ベリーは「相手を傷つけるのが怖い」と答えるが、大晦日に友人たちと過ごす中、ベニートに自らキスをして新たな関係に踏み出す。

一方、母の命日に墓参りをしたコンラッドとジェレマイアが遭遇し、互いの本心を吐露して和解へと向かう。コンラッドはベリーに再び手紙を送るが、彼女の返事は手紙のお礼と新しい住所だけを書いた、素っ気ない葉書だった。

その頃ベリーは、母親に友人のアパート引き継ぐチャンスが転がり込み、大学を転学してインターナショナルスクールでの仕事を検討していると明かし、実際に1年滞在を伸ばすことに。ベリーは母に、「部屋からは『麗しのサブリナ』と同じ景色が見える」と伝え、メキシコ出身のベニートに祖母の誕生日のために一緒に帰国してほしいと言われる。

コンラッドはブリュッセルの学会に参加することになり、ベリーと会うためにパリ行きのフライトに変更。物語はベリーが誕生日を前に、美容院でロングヘアをバッサリを切ることを示唆するシーンで幕を閉じる。

【感想】

【考察ポイント】
◉ ベリーはパリで新生活に奮闘し、ホームシックを抱えつつも大きく成長している
◉ ジェレマイアは失意の中で支えを得て前進し、ついにコンラッドを応援できるほど変わる
◉ コンラッドは出番が少なく現状が不透明で、ベリーとの心の距離感が浮き彫りに
◉ 『麗しのサブリナ』の示唆が、最終回の結末予想を大きく揺さぶる

この回は数ヶ月のタイムジャンプ後、感謝祭とクリスマスという“ホームシック必至”のイベントが続くなか、ベリーがつたないフランス語を駆使しながら、バイトと勉強に奮闘。寂しさを抱えつつも、新しい生活を築くことに前向きに取り組み、本当に大きな成長を見せました。

私事ながら、筆者自身もロサンゼルスに移住してシェフスクールに通い、その後ハリウッドのレストランに初めて就職した時のことを思い出しました。異国で新しいことにチャレンジしている時って、現地の生活に慣れるのに精一杯で、他のことを考える余裕なんてほとんどないのです。そんな経験があるからこそ、故郷との物理的な距離をプラスに変えながら成長していくベリーに、ものすごく共感してしまいました。

さらに今回のベリーは「相手を再び傷つける恐怖」ともしっかり向き合い、ついにベニートとの新しい恋に踏み出します。前回、グループで唯一の男子でイケメンなベニートが登場した時から、「これは何かあるのでは?」と予想していたのですが、見事に的中でした(笑)。

一方で、ベリーとの破局をなかなか乗り越えられなかったジェレマイアも、居場所を失った中で支えてくれる仲間のおかげで少しずつ前へ進み始めます。ベリーとの電話で区切りをつけ、最終的にはコンラッドを応援できるまでに変わった姿を見て嬉しく思いました。

ただ、ベリーとジェレマイアの変化が大きく描かれたのに対して、コンラッドの出番がかなり少ないうえ、研修をクビになった後の現状もぼんやりとしか見えず、ベリーの事を忘れられずに手紙を送り続ける姿を見ていると、「このままパリで再会して大丈夫なの?」と心配になったのは筆者だけでしょうか。

ベニートとの恋は“期間限定”という暗黙の了解のもとで進んでいるようなので、彼が本当の意味での脅威になることはなさそう。とはいえ、同じ場所に立ち止まっているコンラッドと、前進を続けるベリーとの間には大きな差が出来てしまった印象もあり、二人が結ばれない未来もチラつきました。

それでも気になるのが、新しいアパートからの眺めを「『麗しのサブリナ』と同じ」とベリーが口にしたこと。この映画が『私たちの青い夏』のインスピレーションの源であることは、このブログで何度も触れてきましたが、その結末を考えると「やっぱり最後はコンラッドと?」という予想も拭い切れません。ここまで来たら、最終回を見届けて答え合わせをするしかありませんね(笑)。

第11話:9月17日配信

※第11話の全あらすじは視聴後に追記予定です!

・『マイライフ with ウォルターボーイズ』のキャストの恋愛事情は?

『私たちの青い夏』シーズン3の見どころ・考察(ネタバレあり)

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『私たちの青い夏』シーズン3のまとめ

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