Netflixサスペンス・アクションドラマ『ナイト・エージェント』シーズン2は、配信開始の約2ヶ月前に早くもシーズン3へ更新されました。よって、シーズン2はシーズン3に向けて伏線が張り巡らされているため、疑問がいっぱい! そこで、シーズン3で答えて欲しい7つの疑問を投げかけてみたいと思います。
※本記事はシーズン2のネタバレを含むため、未視聴の方はご注意ください。
『ナイト・エージェント』シーズン2のあらすじ・キャストなどをチェック
こちらの記事(↓)で、シーズン2のあらすじ・キャスト・考察を、ネタバレあり・なしで紹介しているのでチェックしてみてください!
『ナイト・エージェント』シーズン3で答えて欲しい7つの疑問
Netflixドラマ『ナイト・エージェント』は、ホワイトハウスの地下室で夜間に緊急電話を受けるFBI捜査官のピーター・サザーランドが、大きな陰謀に巻き込まれていく展開がスリリングに描かれる人気シリーズ。
シーズン2で散りばめられた伏線と劇中で起きたことをおさらいしつつ、シーズン3で答えて欲しい疑問点について語ってみたいと思います!
ジェイコブ・モンローとヘイガン州知事の関係は?
シーズン2では、過去にアメリカ政府が計画していた化学兵器プロジェクト「フォックスグローブ」の実態を追っていたピーターが、その過程で様々な国に最高機密を高値で売買している謎多きブローカー、ジェイコブ・モンローと取引きをする展開となります。
モンローはピーターに、窮地に陥った恋人ローズの居場所を教える代わりに、国連事務総長が所持しているファイルを盗み出すことを交換条件として提示。最終的に問題のファイルは、現大統領ノックスを失脚させるネタとして使われたことが判明します。そのファイルを手に入れるようモンローに命じたのは、大統領選に出馬していたヘイガン州知事。ファイルに収められた情報が流出したことでノックス大統領は失脚し、ヘイガンの大統領就任が確実となります。
ヘイガンが大統領になれば 米国の最高機密が高値で売買されることは目に見えているため、ピーターは上司のキャサリンにヘイガンとモンローの関係性を探り、機密情報の売買を阻止する任務を命じられました。
シーズン3では、いかにピーターがモンロー&ヘイガンの癒着関係を探り、どんな事実が明るみになっていくかが物語の軸になるはず。二人がどんな因縁で、大統領選を揺るがすような陰謀を企てるほどの仲になったのか!? あと、40代ぐらいに見えるヘイガン州知事は大統領としては年齢がかなり若く、一体どんな経歴の持ち主なのかも気になるところ。モンローとヘイガンの背景が暴かれるのが楽しみです!
モンローはピーターを本当に信用しているのか!?

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国連のオフィスから問題のファイルを盗み出した手腕をモンローに買われたピーターは、彼の下で働くことを提案されます。それを逆手に取って、ピーターは彼の部下になる振りをして、彼とヘイガンの関係性を暴いていくという計画ですが、本当にモンローはピーターを信用しているのでしょうか?
ローズを救うために二重スパイ行為に走ったとはいえ、ピーターの生真面目で正義感あふれる性格と素質を、洞察力が鋭いモンローは見抜いているはず。ということは、ピーターがFBIのために情報収集していることを察知し、逆に駒として彼を泳がして、FBIや政府の動きを把握しようとしているとも考えられます。もしそうであれば、再びピーターが窮地に陥ることは免れないでしょう……。
ピーターにキャサリン以外の味方は現れるのか?
ピーターがモンローの懐に入る任務は、キャサリンしか知らない非公式なミッションで、FBIや政府機関には完全に秘密です。つまり、ピーターにはピンチの時に救出してくれるSWATチームも、空から攻撃を仕掛けてくれるヘリコプターも期待できないということになります。しかも、すでにシーズン2で二重スパイ行為を働いた彼は当局から信用を失っていて、さらに父親は国家反逆罪で起訴された過去があります。「この父親にこの息子あり」という目で見られれば、まさにピーターは孤立無援の状態……。ほぼ味方がいない状況で、ピーターは任務を成し遂げることが出来るのでしょうか!
ローズは登場しないのか……?

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シーズン3で孤立無援になりそうなピーターを支えてくれそうな人物といえば、やはり一番に思い浮かぶのローズですよね。ですが、シーズン2の最終話でピーターは、自分と関わっていたら常に危険が付きまとうことを理由にローズに別れを切り出し、彼女もその言葉を受け入れました。果たして、本当に二人の絆と関係は、これで終わってしまったのでしょうか?
筆者的には、このままローズが物語から完全に姿を消してしまうと思えません。というのも、シーズン2で彼女は、自分が勤めている会社が開発したプログラム「アドバース」を使ってピーターを見つけ出したからです。このソフトを改良して、ピーターの相棒だったアリスを殺したモンローの部下、ソロモンを見つけ出したことを忘れてはいけません。
それにローズは、アドバースを他の企業に売ろうとしていた上司を阻止し、自分が倫理委員会のメンバーになることを条件に会社に復帰し、プログラムの販売を監視することになりました。いかにもスパイ活動に使われそうなアドバースがシーズン3に登場する可能性は高く、ということは、それに伴いローズがストーリーに絡んでくることは十分に考えられます。本当にアドバースが、悪用される危険性がないのかどうかも気になりますね。
ローズがナイト・エージェントになる可能性は?
シーズン2でピーターの存在が霞むほど、目を見張るような活躍を見せたローズ。ナイト・アクションの関係者は、彼女に「あなたはエージェントではないから関わるな。西海岸へ戻れ」と何度も言っていましたが、ローズにエージェントの素質があることは否めないでしょう。
特にシーズン3でピーターは、FBIや政府に秘密のミッションに挑むため、当局の援助は期待できません。となれば、ローズがナイト・エージェントになるかどうかは分からないにしても、キャサリンがFBIと無関係のローズに、何らかの形で協力を求める筋書きは十分あり得そうです。
シーズン2でほぼ不在だったシークレットサービスのチェルシーが復活?
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シーズン1で、アシュリー・レッドフィールド副大統領のシークレットサービスを務めていたチェルシー・アリントンは大きな役割を担っていましたが、シーズン2にはほとんど登場しませんでした。しかし、その短いシーンでは、彼女が新大統領に選出されたヘイガンのシークレットサービスになったことが明らかに。シーズン3に登場させる予定のないキャラクターを、わざわざシーズン2でチラっと見せることは考えられないので、おそらくチェルシーは次シーズンで大きく復活するのではないでしょうか。
ピーターの父親の過去が、さらに明かされるのか?
ピーターの父親は国家反逆罪に問われて起訴され、裁判開始前に交通事故死しました。シーズン2では、父親がその罪を償うために、二重スパイになっていたことを知ったピーター。シーズンを重ねるごとに父親の過去が少しずつ明かされはじめているうえ、シーズン3ではジェイコブ・モンローの指示で二重スパイになった汚名を返上するために、今度はピーターが国に償う番になります。
ということは、シーズン3でさらに父親の過去が描かれる可能性がありそうです。なぜ父親がアメリカを裏切ったのか、もしかしたらピーターがモンローとヘイガンに近づいていく過程で、その辺の理由も明かされるかもしれません。筆者的には大ドンデン返しとして、実は父親が生きていた……!なんていう展開もアリではないかと予想しています。
シーズン1に比べてシーズン2は少し勢いが足りなかったので、シーズン3では挽回を期待したいです。スリリングなスパイスリラー物が好きな人は、ぜひNetflixで『ナイト・エージェント』シリーズをチェックしてみてくださいね♪

