Netflix映画『クリスマスイブには強盗を』は、初心者の泥棒二人が手を組み、ロンドンの百貨店の社長から金品を盗む計画を立てるというストーリー。本作で何が起こるのか、キャストやあらすじの紹介に加え、ネタバレなしの感想とネタバレありの考察でダイブインしていきます♪
◉ネタバレなしで知りたい方へ
前半ではあらすじ・海外評価・筆者の感想を紹介。視聴前の参考にどうぞ。
◉ネタバレありで深掘りしたい方へ
後半では全あらすじと見どころ・考察をたっぷり紹介。視聴済みの方もおさらいに◎
※目次から各セクションにジャンプできます。
『クリスマスイブには強盗を』の概要
基本情報を押さえておきましょう♪
『クリスマスイブには強盗を』のあらすじ(ネタバレなし)
ソフィア・マーティンは母親が癌と診断されたことを知り、フィラデルフィアからロンドンへ移住する。しかし、海外での生活は意外に高くつき、二つの仕事を掛け持ちしながら介護に追われる日々が続く。
さらに母親の手術が保険でカバーされないと知ったソフィアは追い詰められた末、最低の上司マックスウェル・スターリングの家を強盗しようとするが、元セキュリティ・コンサルタントで現在は電話技術者のニック・オコナーに捕まってしまう。
しかし、ニックには彼女を通報する理由はなく、むしろ離婚後に娘を養う資金を手に入れるため、ソフィアと手を組むことに決める。やむを得ず同盟を結んだ二人は、クリスマスシーズンに高級デパートでの強盗計画を企てるが、計画を進める中で二人の関係は次第に思わぬ方向へ発展していく──。
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『クリスマスイブには強盗を』の予告編を紹介
予告編は、パブでソフィアとニックが「やるしかない。そうすれば、もっといい人生が待っている」と強盗を決意するシーンからスタート。標的はソフィアの最悪な上司マックスウェル・スターリングで、狙いは彼のオフィスに保管された50万ポンド(約1億円)の現金です。
二人はマックスウェルのペントハウスに忍び込むため、彼の妻が時々、若い男を連れ込むという情報を利用しようとしますが、ナンパが苦手なニックのアプローチは見事に全滅……! 計画の段階からドタバタ続きです。
実際の強盗でも警備員に見つかったり、想定外のトラブルが次々と発生。そんな中で、ソフィアとニックの間にはロマンスの予感も──。強盗計画と恋の行方が並行して描かれ、クリスマスらしい雰囲気をたっぷり味わいながら、テンポ良いノリでロマンチック・コメディの王道的な展開を楽しめそうです♪
『クリスマスイブには強盗を』海外での評価&筆者の感想(ネタバレなし)
『クリスマスイブには強盗を』は、クリスマスのロンドンを舞台に、不運に見舞われた二人の男女が意外な展開でタッグを組み、“ホリデー強盗計画”に挑むというユニークな設定のホリデー・ロマンティックコメディです。
まず、舞台のロンドンらしい景観と雪景色の街並み、きらめくイルミネーションでガッツリとクリスマスの雰囲気を楽しめるのがポイント。
また、主人公ソフィアとニックがお互いに抱える事情から芽生える“共感と信頼”というドラマが、単なるクリスマス映画以上の深みを与えていて、胸にじんわりと残るものがありました。
もちろん“強盗+恋愛”という、やや荒削りな組み合わせには無理やり感を覚える場面もありますが、それが逆に「非日常」と「人間らしい切実さ」のギャップを強調していて、冬の夜に程よいスリルと温かさをもたらしてくれる作品だと思います。
特に、この時期に定番の王道ロマコメや、ありがちなクリスマス映画には物足りないという人におすすめしたい一本です♪
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『クリスマスイブには強盗を』の登場人物&キャスト
◉ソフィア・マーティン(オリヴィア・ホルト)
母の介護のため、フィラデルフィアからロンドンへ移住。母の手術費用を工面するため、ニックと手を組んで強盗を計画する。
◉ニック・オコナー(コナー・スウィンデルズ)
元セキュリティ・コンサルタントで、現在は電話技術者として働いている。離婚後に養育費を工面するために、強盗計画でソフィアと手を組む。
◉マックスウェル・スターリング(ピーター・セラフィノウィッチ)
スターリング百貨店の悪徳社長。
◉シンシア・スターリング(ルーシー・パンチ)
マックスウェルの妻で、二人は仮面夫婦。
『クリスマスイブには強盗を』の全あらすじ(ネタバレあり)
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◉追い詰められたソフィアとニックとの出会い
◉新たな強盗計画とニックの真相
◉ガラ潜入とソフィアの出自の告白
◉逆転劇と再生のエンディング
追い詰められたソフィアとニックとの出会い
◉ 生活苦のソフィアは軽犯罪に手を染め、その様子をニックに監視映像で握られる
◉ ニックは倉庫品強奪を強要し、ソフィアは葛藤の末に計画に関わる決意をする
◉ しかし商品はすでに盗まれており、無実の警備員が疑われたため、ソフィアは真相を探りに動き出す
スターリング百貨店で働くソフィアは、生活苦からスリや落し物の現金抜き取りに手を染めていた。修理店のニックは偶然その様子を監視映像で捉え、USBを手にソフィアと接触する。彼は映像を盾に百貨店の倉庫の商品を盗めと強要し、ソフィアは拒んで彼の財布を盗んで逃げる。
だが、入院中の母の高額治療費に追い詰められ、ソフィアは彼の強盗計画に乗ることに決める。ニックには前科があり、スターリング百貨店で強盗を働いて服役した過去があった。計画は倉庫の商品奪取だったが、すでに何者かに盗まれていて、事件当日に勤務していた無実の警備員エディが容疑をかけられて解雇されてしまう。ニックの仕業だと思ったソフィアは真相を確かめるため、ニックの家を訪れる。
新たな強盗計画とニックの真相
◉ ニックは倉庫盗難を否定し、スターリング社の不正を明かす
◉ ソフィアは金庫情報を基に強盗計画に関わり、金庫の構造とパスコードについて探る
◉ 金庫突破は不可能と判明するが、ニックはスターリングに罪を着せられて服役したことをソフィアに打ち明ける
ニックは、倉庫の商品を盗んでいないと無実を主張し、彼が百貨店の監視システムを設定した報酬もスターリングは未払いだと明かす。ソフィアが50万ポンドが保管されている金庫の情報を漏らすと、ニックは強盗を計画する。
翌日、ソフィアは理由をつけて社長室に入り、キャッスルロック社製の特殊な金庫を確認する。手品師だった祖父ゆずりのからくり知識を生かすべく、富裕層を装って金庫メーカーを訪れ同型品の説明を受け、さらにクリスマスパーティーへ潜入して金庫コード奪取を試みる。
しかし社長室の金庫は独立電源で管理されており突破は不可能と判明する。計画は行き詰まるが、ニックの過去の冤罪の真相──スターリングが盗品を倉庫に隠して保険金詐欺を働き、その罪をニックに着せていたことが明らかになる。ニックが罪を認めたのは、娘に早く会うために刑期の減刑を求めたからだった。
ガラ潜入とソフィアの出自の告白
◉ ニックは娘のために計画続行を決め、シンシアからタグキーを奪うためガラパーティーへ潜入する
◉ 二人はシンシアの自宅に入り込むが、彼女は正体を見抜いたうえで取り分と引き換えに協力を提案する
◉ 金庫にはDNA認証が必要で、ソフィアがスターリングの娘だという真実が明かされる
お金に困っているニックは計画続行を決意し、スターリング夫人シンシアが出席するガラパーティーへの潜入を目論む。若い男が好きな彼女を誘惑し、自宅で金庫を開けるために必要なタグキーを手に入れるという計画だ。
ニックとソフィアは華やかな装いで参加し、イヤーピースで連携しながらシンシアに接近。ニックは不器用ながらもソフィアの指示通りに振る舞い、ついにシンシアの自宅に招かれる。だがシンシアはすぐにニックの正体を見抜き、取り分と引き換えに夫を騙す協力を申し出る。
イブの夜、ソフィアとニックは社長室に侵入して金庫コードを入力するが、最終扉にはDNA認証が施されていた。ソフィアが指を置くと扉は開き、彼女はスターリングの娘だと打ち明ける。彼女の母は百貨店で勤務中にスターリングと交際してソフィアを妊娠し、それを理由解雇されていたのだった。
逆転劇と再生のエンディング
◉ 二人は金庫品を奪って逃走を図るが、スターリングは盗品の発覚で逮捕される
◉ これはシンシアの策略で、エディとニックは冤罪を晴らす
◉ 最後にニックとソフィアは再会してキスを交わし、家族と共に温かなホリデーを迎えるハッピーエンドとなる
2人は金庫の品を奪うが警備に発見され、プレゼント小屋へ飛び降りて逃走を試みる。ソフィアはニックに金を託し、「あなたは償った。私がおとりになるから逃げて」と告げてキスをし、自ら警備の前に姿を現す。一方スターリングは社長室で、自分が盗んだ品々が金庫に並べられているのを見て崩れ落ちる。
これはシンシアの策略で、盗品が保管されていた倉庫の鍵をソフィアとニックに渡し、金庫に移させたのだった。スターリングは逮捕され、エディの冤罪も晴れる。逃げようとしたソフィアは警備員アリに捕まるが、真相を伝えると見逃される。
外でスターリングと目が合い、彼はソフィアが娘だと悟るが、ソフィアは中指を立てて決別する。その後、ニックの汚名も晴れ、スターリングの全財産はシンシアに渡る。
ソフィアの働くパブにニックが現れ、2人は再びキスを交わし、後は、報酬で潤った2人がニックの娘や回復したソフィアの母と共に温かなホリデーを過ごし、物語はハッピーエンドで幕を閉じる。
・犯罪アクションコメディの痛快作♪
『クリスマスイブには強盗を』の見どころ・考察(ネタバレあり)

出展元:https://www.netflix.com
◉罪の裏にある“誰かを守りたい”という切実さ
◉意外性で魅せる後半の展開とキャラ変
◉もっと増えてほしい新しいタイプのクリスマス映画
罪の裏にある“誰かを守りたい”という切実さ
本作で特に魅力的だったのは、ソフィアとニックという二人の主人公が“強盗”という道を選んでしまう背景に、しっかりとした“愛する者のため”という理由が描かれている点です。
ソフィアは、重いがんを患う母の治療費を工面するために複数の仕事を掛け持ちし、それでも追いつかない現実に追い詰められていました。強盗計画に乗ると決めても、「お金は全部お母さんのために使う」と言い切る姿が切なく、彼女の行動は“生きるための選択”として描かれています。
一方のニックも娘との生活を立て直すため、離れて暮らす娘を迎えるアパートを借りる資金が必要でした。二人は罪を犯そうとしているものの、根底には“誰かを守ろうとする純粋な気持ち”があり、その共通点が互いへの共感を生み、信頼へと育っていく過程が温かく感じられました。
意外性で魅せる後半の展開とキャラ変
また、物語後半で明かされるサプライズも印象的でした。ソフィアが父親に捨てられた過去を語るシーンがあったにもかかわらず、作品がシリアスなトーンではないため、視聴中に「もしかしてスターリングが父親では?」という推測がまったく働きませんでした(笑)。
それだけに、ソフィアが社長室で金庫の最終扉を開けた瞬間、社長のDNAでしか反応しない仕組みが作動し、バーンと扉が開く演出に驚いてしまいました。
さらに意外だったのは、スターリングの妻シンシアの存在です。物語前半では“軽薄なお金持ちの妻”という印象ですが、実は情報収集能力も策略も持ち合わせたキーパーソンで、良い意味で観る者を裏切ってくれるキャラクターです。
彼女の機転がスターリングを追い詰め、物語をハッピーエンドへと導く大きな転換点となる展開が面白く、この“意外な人物が物語を動かす快感”は、本作の魅力を一段階押し上げていると思いました。
もっと増えてほしい新しいタイプのクリスマス映画
正直、最初はあまり期待していなかった作品ですが、強盗計画とロマンティックコメディという意外な組み合わせが新鮮で楽しめました。
クリスマス映画といえば定番の恋愛ものや家族ものが多い中で、犯罪計画を絡めたユーモアやサスペンスが程よく加わり、物語に緊張感と笑いの両方をもたらしてくれます。意外な人物の活躍やサプライズも多く、最後まで飽きずに観られる点が魅力的です。こういう新しい発想のクリスマス映画が、もっと増えてもいいのではないでしょうか。
・エディ・マーフィ主演の犯罪コメディ映画♪
https://drama-dive.com/amazon-the-pickup-movie/
『クリスマスイブには強盗を』のまとめ
『クリスマスイブには強盗を』は期待値を下げて視聴したせいか、意外性のある強盗計画とロマコメの組み合わせが、かなり新鮮でした。
予測できなかったサプライズも散りばめられていて、最後まで飽きずに観られる映画です。クリスマスシーズンに気軽に楽しめるおすすめ作品なので、ぜひNetflixでチェックしてみてください♪
【報告】YouTubeを始めました!
このたび、ブログでご紹介している海外ドラマの世界観や見どころを、より分かりやすくお届けするために、YouTubeアカウントを開設しました。
主におすすめドラマのまとめ動画を発信していく予定です。ブログと併せて楽しんでいただける内容を目指しますので、ぜひチェックしてみてください♪
『クリスマスイブには強盗を』の視聴方法
『クリスマスイブには強盗を』を視聴できるのはNetflixだけ! VODの中でもダントツにコンテンツ量が多いNetflix。使ったことがない方も、この機会にぜひ♪
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