Netflix海外おすすめドラマ25選 【絶対ハマる】今夜から寝不足確定!

『ペーパー・ハウス』の主要キャラクターが赤ノジャンプスーツ姿でポーズを取っている
出展元:https://www.netflix.com

配信サービス業界をリードし続けるNetflixは、とにかくコンテンツ量が膨大! 特にオリジナルコンテンツにかける意気込みは、他社と一線を画していると言えるでしょう。この記事では、そんなNetflixのおすすめオリジナルドラマシリーズ25選を、年間100本以上海外ドラマを視聴している筆者が、厳選してご紹介♪ シーズン2以上、配信されたシリーズを対象にしています。



ペーパーハウス(全5シーズン)

ペーパーハウス

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スペイン発の犯罪アクションドラマ『ペーパーハウス』で中心となるのは、スペイン国立銀行を襲う計画を立てた天才的な犯罪者「教授」と、その計画に参加する8人の強盗たち。各自が「トキオ」や「ベルリン」などのコードネームで呼ばれ、教授の完璧に思える計画を実行して銀行に籠城するのですが、次々に問題が発生してしまい……。

緊張感あふれる激しいアクションと、過去と現在が交差した巧妙なストーリーテリング、個性あふれる魅力的なキャラクター描写でグイグイと虜にされてしまうはず。筆者の中では、ここ10年で観た犯罪ドラマシリーズで、『ペーパー・ハウス』は『ブレイキング・バッド』と並んでナンバーワンの位置を占めています。ちなみに強盗チームが着ている赤いジャンプスーツは、『イカゲーム』よりも『ペーパーハウス』』の方が先です(笑)。

ハウス・オブ・カード 野望の階段(全6シーズン)

 

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『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は、密かに大統領の座を狙う狡猾な副大統領のフランク・アンダーウッドが、裏切りや策略を駆使して政界を駆け上がっていく姿がサスペンスフルに描かれます。

本シリーズは、まるで『セックス・アンド・ザ・シティ』のように、第四の壁を破ってフランクが視聴者に向かって語りかけるスタイルで物語が進行。とにかく、政治家同士の間で張り巡らされる策略と駆け引きに息を呑んでしまい、作品の位置づけとしては政治スリラーの『ゲーム・オブ・スローンズ』といったところでしょうか。

2013年にデビューした『ハウス・オブ・カード』は、業界で初めて全話を一挙リリースしたドラマ番組として歴史に名を刻んだシリーズ。今では当たり前なのに、10年でここまで業界が変わるってスゴイなとしみじみ……。

シーズン5まで最高だったのに、フランク役のケヴィン・スペイシーが相次ぐ性的暴行の告発で番組を解雇され、シーズン6はフランクの妻クレアを主人公に継続して幕を下ろしました。主役の不祥事により、最高傑作が泥を塗られる形になってしまったことが本当に残念です……。

アウター・バンクス(シーズン5へ更新)

 

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『アウター・バンクス』は、ノースカロライナ州の小さな島を舞台にした宝探し冒険ドラマ。低所得者層のポーグスと富裕層のクックが対立している地域に暮らす主人公ジョン・Bは、父親の失踪事件を追うちに宝の地図を発見し、仲間と一緒に財宝探しのアドベンチャーに乗り出します。

番組に散りばめられる手がかりを探る謎解きも楽しく、高校生のキャラクターたちの恋愛模様にもドキドキさせられて、冒険中のアクションも見応えタップリ! 中心キャラクターはティーンエイジャーですが、絶対大人も楽しめることを保証します♪ 低所得者と富裕層の格差といった社会問題にも触れていている点と、ノースカロライナ州の自然の美しさも見どころの一つ。もう、筆者はシーズン5が待ちきれません♪

オザークへようこそ(全4シーズン)

 

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『オザークへようこそ』の主人公は、家族を守るために犯罪に手を染める金融アドバイザー、マーティ・バード。マネーロンダリングに関わっていた組織の失敗をカバーするため、家族と共にミズーリ州オザーク湖畔に移住し、新たに洗浄した金を扱うビジネスを立ち上げざるを得なくなったマーティ。地元の犯罪組織や警察に巻き込まれ、生き残りをかけて闘わなければならなくなります。

もう本シリーズは、陰鬱なリゾート版『ブレイキング・バッド』と呼んでいいでしょう。両シリーズの違いは、『ブレイキング・バッド』の主人公ウォルターは息子に自分の犯罪稼業を隠していたのに、マーティは妻はもちろんのこと、ティーンエイジャーの娘と息子も巻き込みまくっているところ。 ITと数字に強い息子は、父親以上にマネーロンダリングの才能を発揮しちゃうほど(笑)。

しかし、ヤバイ稼業に関わる家族が多くなるほど、家族に迫る危険も大きくなる訳で、次々に襲い掛かるトラブルを、いかにバーディ家が切り抜けていくかが最大の見どころ。『ブレイキング・バッド』系の犯罪ドラマが好きな人にイチオシのドラマです♪



コブラ会(全6シーズン)

 

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『コブラ会』は、スポ根青春映画『ベスト・キッド』シリーズの後日譚スピンオフドラマ。映画シリーズの約30年後を舞台に、かつてライバルだったジョニー・ローレンスとダニエル・ラルーソが再会し、今度は自分たちの弟子を戦わせて対立していく展開に。ジョニーとダニエル、二人の弟子たちがバレー大会や世界大会で勝負に挑む姿が、マーシャルアーツアクションと最高のユーモアをもって描かれます。

本シリーズが世界的大ヒットになった秘訣は、映画シリーズの主人公ダニエルではなく、ライバルで嫌われ役だったジョニーに焦点を当て、彼のフィルターを通して描いたところでしょう。人生のドン底にいたジョニーがコブラ会を再開し、空手でも私生活でも人間的に成長を遂げ、人生を好転させていく姿を応援したくない人はいないはず! あえて製作チームが、ツッコミどころ満載にしているであろう設定やシーンも最高に笑えて、本当に愛すべきドラマです💛

YOU ―君がすべて―(シーズン5へ更新)

 

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『YOU ―君がすべて―』は、ニューヨークの書店に勤める読書家のジョー・ゴールドバーグが、一目ぼれした女性をストーキングして近づき、相手の生活にジリジリと入り込んでいく……というストーリー。

かなりタブー満載の設定なのですが、イケメン俳優のペン・バッジリーがジョー役を演じているせいか(笑)、ジョーの正体がバレそうになると「ヤバイ、逃げろ~!」なんて言いつつ、ついつい応援してしまう妙な魅力があるのがポイント。ジョーのつぶやくようなナレーションも、辛辣だけど核心をついていて思わず笑ってしまうんですよね。

なんとも形容しがたい不思議な魅力にあふれたシリーズは、毎シーズンごとに場所やストーキングのターゲットが変わるので、飽きずにジョーのダークな世界を堪能できるでしょう♪

ちなみにペンは、人気青春ドラマ『ゴシップガール』のダン・ハンフリー役でブレイクしたのですが、『YOU』のジョーは、ダンのその後を描いた隠れ後日譚ではないかとも言われているのです。というのも、ダンも本の虫で最終的に作家になったからですが、『ゴシップガール』のダンがジョーと名前を変えて殺人を繰り返していたらヤバすぎます(笑)。

ブリジャートン家(シーズン4へ更新)

 

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『ブリジャートン家』は、19世紀イギリスの社交界を舞台に、名門ブリジャートン家の兄弟姉妹たちの恋愛とスキャンダルを、ゴージャスかつ情熱的に描くシリーズ。

毎シーズンごとに中心となる兄弟姉妹が代わり、シーズン1は長女ダフネ、シーズン2は長男アンソニー、シーズン3は三男コリンの恋が綴られ、待機中のシーズン4は次男ベネディクトが主役に。中心キャラクターが変わるため、毎シーズンごとに少し違ったトーンを楽しめます。

謎のゴシップライター「レディ・ホイッスルダウン」が社交界の裏事情を暴露して、さらに物語がスキャンダラスに! また、豪華な衣装や壮観な舞踏会なども見応えタップリです♪

ナルコス(全3シーズン)

 

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『ナルコス』は1970~80年代のコロンビアを舞台に、実在の麻薬王パブロ・エスコバルと、彼を追う米麻薬取締局(DEA)の激しい攻防戦を描いたシリーズ。貧しい青年から世界最大のメデジン・カルテルのトップへと上り詰めたエスコバルは、コカインをアメリカに輸出して巨万を富を築きます。しかし、DEA捜査官マーフィーとペーニャの活躍により、ジリジリとエスコバルが追い詰められていき、その展開がスリル満点で一瞬も目が離せません!

また、麻薬王として残忍さを見せる一方、エスコバルの家族への愛は深く、意外な一面を見せる複雑なキャラクターとして描写されている点にも注目です。劇中には、所々に当時のニュース映像や写真、新聞記事などが投入され、ドキュメンタリーさながらの臨場感で物語に引き込まれてしまうでしょう。

本シリーズに加え、スピンオフドラマ『ナルコス:メキシコ編』も3シーズン製作され、こちらもおすすめなのでチェックしてみてください!



ヴァージンリバー(シーズン7へ更新)

 

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『ヴァージンリバー』は、美しい自然に囲まれた田舎町ヴァージンリバーを舞台に、愛と再生を描くハートフルなヒューマンドラマ。主人公メル・モンローは、夫と子どもを亡くした悲しみから逃れるため、大都会ロサンゼルスを離れ、ヴァージンリバーの診療所で看護師として新たな人生をスタートさせます。最初は慣れない田舎暮らしに苦労したメルですが、次第に町の人々と絆を深め、地元のバーを経営する元海兵隊員のジャックと出会い、再び恋に落ちていく……というストーリー。

本シリーズは、温かみのある人間ドラマと心を打つラブストーリーに加え、サスペンスや犯罪の要素が上手く絡められているのもポイント。恋愛や人間関係に感動しつつ、サスペンス要素でスリルも味わえて、一度で二度おいしいドラマ♪ ヴァージンリバーの美しい景色とハートウォーミングなストーリーで、まさに「コンフォートドラマ」いう言葉がピッタリなシリーズです。

ストレンジャー・シングス 未知の世界(更新されたシーズン5が最終章)

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の舞台は、1980年代の田舎町ホーキンス。ある日、地元の少年ウィルが失踪し、彼の友達マイクたちが捜索を続けていると、驚異的な超能力を持つイレブンという少女と出会います。彼女の力を借りてウィルの捜索を続けるなか、マイクたちは政府の秘密実験や異次元の「裏側の世界」の存在を知り、恐ろしい陰謀に巻き込まれていく……というストーリー。

主人公はプリティーンのキッズたちですが、子どもっぽさは皆無で、存分に大人も楽しめる内容となっています。それどころか80年代が舞台なため、劇中の随所に『ゴーストバスターズ』や『グーニーズ』のオマージュが散りばめられ、この時代の映画をリアルタイムで観たミドル世代は、ノスタルジアで完全にノックアウトされてしまうはず(笑)。

キッズたちの友情や家族の絆が感動的で、ヒューマンドラマとして楽しめるほかSFホラーの要素も満載で、極上のエンターテインメント作品に仕上がっています♪

マインド・ハンター(全2シーズン)

 

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1970年代後半を舞台にした『マインド・ハンター』の主人公は、FBI捜査官のホールデン・フォード。彼は実在の連続殺人鬼たちと面会し、彼らの心理を深く探ることで犯罪者の思考パターンを分析し、事件の犯人像をあぶり出す新たな捜査方法を確立していきます。

フォードのモデルになった実在のFBI捜査官ジョン・ダグラスは、犯罪者プロファイリングの草分け的存在。劇中では、実際に起きた連続殺人事件や犯人をモデルにしたキャラクターが描かれるのも見どころの一つ。

フォードが、収監中の連続殺人鬼とのインタビューで見せる心理戦が緊迫感にあふれ、彼の巧みな駆け引きと洞察力が、徐々に犯人の本音を引き出していく様子は圧巻。映画『ファイト・クラブ』や『セブン』を監督したデヴィッド・フィンチャーによる、ダークな映像美も見逃せません。

アンブレラ・アカデミー(全4シーズン)

 

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『アンブレラ・アカデミー』は、ロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスのフロントマン、ジェラルド・ウェイがストーリーを手がけたグラフィックノベルをドラマ化したシリーズ。大富豪で科学者のハーグリーブズ卿が、世界各地で超常的に誕生した7人の赤ちゃんを引き取り、ヒーローとして育ててアンブレラ・アカデミーを結成します。しかし、成長してバラバラになっていた7人が、ハーグリーブズ卿の死をきっかけに再会。迫り来る世界の終末を阻止するために立ち上がりますが、次々に試練が襲い掛かる……というストーリー。

とにかく本シリーズは、欠点だらけで個性的すぎる7人のキャラクターが魅力的で、その関係性も超ユニークな点が見どころ。また、タイムトラベルの要素が盛り込まれ、過去の出来事が現在に影響を与えるなど『バック・トゥ・ザ・フューチャー』的な展開も楽しめて、ダークユーモアとアクションシーンもテンコ盛り! 一味違ったスーパーヒーロー作品を楽しみたい人におすすめです♪



Lupin/ルパン(全3シーズン)

 

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『Lupin/ルパン』は、フランスの作家モーリス・ルブランが生み出した怪盗アルセーヌ・ルパンを、現代風にアレンジしたシリーズ。シーズンごとに新しい事件や強盗計画が描かれ、シーズン1では主人公アサン・ディオプが、無実の罪を着せられて獄中死した父親の復讐を誓います。それから25年後、アサンは父親の事件の真相を暴いてペレグリーニ家に復讐するため、怪盗ルパンの手口を参考に大胆な計画を実行していく……というストーリー。

知性とユーモアを備えたアサンの手口や変装が巧妙で、計画が成功するのか成り行きを見守っている間はハラハラドキドキ! 原作を尊重しながらも現代風のアレンジがスタイリッシュで、美しいパリの街並みにも目が釘付けになってしまうはず。 また、人種差別や貧困など、社会問題を盛り込んだ脚本も秀逸です。現時点では、シーズン4の製作は発表されていません。

エミリー、パリへ行く(シーズン5へ更新)

 

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『エミリー、パリへ行く』の主人公は、シカゴのマーケティング会社で働くエミリー・クーパー。妊娠した上司に代わり、フランス語を全く喋れないのにパリの広告代理店で働くことに。最初、職場では上司や同僚から冷たくあしらわれるも、持ち前の明るさとポジティブな性格でプロジェクトを軌道に乗せ、会社で欠かせないメンバーになっていくエミリー。プライベートでは、同じアパートに暮らすイケメンシェフのガブリエルとヤキモキするような関係になり、色々とこじらせてしまいます。

エミリーが繰り広げる三角関係やカジュアルな恋愛、おしゃれなデートシーンなど、ロマンスにあふれたストーリーに女子なら絶対憧れてしまうはず。

アメリカ人のエミリーが、フランスで体験するカルチャーギャップも面白くて、文化の違いを楽しみながら、フランス流のライフスタイルを覗けるところもポイント。エッフェル塔やヴェルサイユ宮殿などパリの名所もバンバン登場し、オシャレでスタイリッシュなライフスタイルを観ながら、ドップリ現実逃避できちゃうシリーズです。

リンカーン弁護士(シーズン4へ更新)

 

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『リンカーン弁護士』は、マイケル・コナリーのベストセラー小説を原作としたシリーズ。主人公ミッキー・ハラーは、高級車リンカーンの後部座席をオフィス代わりに、ロサンゼルス中を駆け回る弁護士。シーズンごとにミッキーが、勝利に導くのが不可能に思われる被告の弁護を引き受け、陰謀やトラブルに巻込まれていく様がスリリングに描かれます。

とにかく、ミッキーの天才的な弁護術と駆け引き、そして彼を支えるパラリーガルで元妻のローナや、調査員のシスコといった仲間たちの調査能力も抜群で見応えタップリ! 法廷ドラマならではの緊張感も楽しめるほか、ミッキーと元妻の関係や新しい恋など、恋愛面にも注目です。

イカゲーム(シーズン3へ更新)

 

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『イカゲーム』の主人公ソン・ギフンは、ギャンブル依存症で借金まみれの男。ある日、彼は謎の男から招待され、456人の参加者とともに命を懸けたデスゲームに巻き込まれてしまいます。ゲームは、「だるまさんがころんだ」など子どもの頃に遊んだゲームをベースにしているものの、負ければ死が待っているという残酷なルール。果たしてギフンは、ゲームを全てクリアして家へ帰れるのか……?

ギフンや他の参加者がゲームをクリアできるのか、成り行きを見守る視聴者は身の縮む思いになってしまうはず。ゲームを勝ち抜いて456億ウォンの賞金を手にするために、エゴや欲望を剥き出しにする者が次々に現れ、まるで456人が繰り広げる社会の醜い縮図を見ているような気分に陥ってしまいます。

視聴者は、ゲームの内容やストーリー展開で常に予想を裏切られ、観出したら止まらないシリーズ。『イカゲーム』シーズン1は、配信開始から28日間で1億4200万世帯以上が視聴するウルトラ超大ヒットになったのですが、それも納得の面白さです。



ナイト・エージェント(シーズン3へ更新)

『ナイト・エージェント』の主人公ピーター

出展元:https://www.comingsoon.net/

『ナイト・エージェント』は、ホワイトハウスの地下室で夜間に緊急電話を受けるFBI捜査官のピーター・サザーランドが、ローズという女性から助けを求める電話を受けたことで、国家を揺るがす大きな陰謀に巻き込まれていくスパイ・アクションシリーズ。

繋がりがないように見えた出来事が実は関連していて、終盤の大きなクライマックスになだれ込む怒涛の展開に息を呑み、アッいう間にイッキ見してしまうのではないでしょうか。ピーターとローズの息の合ったバディぶりや、二人の関係の変化にも注目したいところ。

誰が敵で誰が味方か分からない筋書きもスリリングで、すでに製作が決まっているシーズン3が待ちきれません♪ 今後、かなり成長が期待できるシリーズだと思います。

ザ・クラウン(全6シーズン)

 

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『ザ・クラウン』は、エリザベス2世の即位から現代に至るまで、英王室の激動の歴史を描いた壮大なシリーズ。若くして王位を継いだエリザベスが、王室の伝統と近代化の狭間で葛藤しながらも国を統治していく姿が、政治的事件や家族のドラマを絡めながらスキャンダラスに綴られます。

英王室の実在の人物が登場するうえ、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚や離婚、ダイアナ妃の死といったニュースをメディアで見て知っていることもあり、ドラマはフィクション化されているのに、すべてが本当に起こったことではないかと勘違いしてしまいそうなほどリアル!

2シーズンごとに入れ替わる主要キャストが、英王室のメンバーの内面に迫ったキャラクター像を巧みに表現し、その演技力に引き込まれてしまうはず。また、細部までこだわった舞台美術や豪華絢爛な衣装も溜息が出てしまうレベルで、ストーリーもビジュアルも本当にゴージャスなドラマシリーズです。

スイート・マグノリアス(全4シーズン)

『スイート・マグノリアス』は南部の小さな町セレニティを舞台に、夫に浮気されて3人の子どもを女手一人で育てるマディと、レストラン「サリバンズ」を経営するシェフのダナ・スー、弁護士で独身のヘレンの友情がハートフルに描かれるシリーズ。

どんな困難にぶつかっても、マルガリータ会のぶっちゃけトークで絆を深める3人の友情が本当に素敵♪ 3人の人生だけでなく、マディとダナ・スーの子どもたちの成長もしっかり描かれ、シーズンを重ねるごとに成長していく彼らの物語も見どころの一つ。仲良し3人組が直面する恋愛や仕事、家族の悩みも誰もが抱えるような内容なので、感情移入しながら観賞できるのではないでしょうか。

『ヴァージンリバー』と同じく、『スイート・マグノリアス』もコンフォートドラマに加えたい1本です♪

ザ・リクルート(全2シーズン)

 

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『ザ・リクルート』の主人公は、CIAに入局したばかりの若き新米弁護士オーウェン・ヘンドリックス。シーズン1&2ともに、極秘情報の暴露を脅迫する「グレイメール」を発見したオーウェンが、世界をまたぐ巨大な陰謀に巻き込まれていく様が、軽快なトーンで描かれるスパイ・アクションシリーズ。

普通、スパイ物や政治スリラー物はシリアスで重厚なトーンの作品が多いですが、『ザ・リクルート』の魅力は、そのコメディタッチなトーン。スピーディーで激しいアクションのバランス感も抜群で、そのテンポ良いストーリー展開に視聴者はドンドン引き込まれてしまうでしょう。

通常はデスクワークが多い弁護士なのに、なぜかスパイ並みのフィールドワークを強いられるオーウェンが、難局を乗り越えていく過程で見せる成長にも注目です。ファンが多く、評価が高いシリーズなのでシーズン3を望む声が上がっていますが、現時点で更新は発表されていません。

デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~(全3シーズン)

 

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『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』は、夫をひき逃げ事故で亡くしたジェンと同じく悲しみを抱えるジュディが繰り広げる、予測不能な友情を描いたブラックコメディ・スリラー。

グリーフセラピーで出会ったジェンとジュディは意気投合して友情を深めていくのですが、ジュディが隠していた大きな秘密が暴かれたことで二人の関係が思わぬ方向へ転がっていき、次に何が起きるのか気になって夢中になって観てしまうはず。犯罪とサスペンスの要素が濃厚な一方、ブラックユーモアが効いた笑えるシーンも満載で、とにかく巧妙に練られた脚本に唸らされました。予想できないストーリー展開が続くため、一瞬たりとも目が離せません!



Mo/モー(全2シーズン)

 

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『Mo/モー』は、パレスチナ難民のモーがテキサス州ヒューストンで家族を支えながら、不法移民として厳しい現実と向き合う姿をユーモアたっぷりに描くシリーズ。

長年亡命申請が通らず、無国籍のためモーはまとな仕事に就けず、偽造品を販売しながら、母親とアスペルガー症候群の兄を支える日々。厳しい現実に直面しならも、持ち前の明るさとバイタリティで乗り越えていくモーを、絶対応援したくなってしまうはず♪

本シリーズは、スタンダップコメディアンのモー・アマーが手がけているため、彼のユーモアセンスが炸裂で、筆者は毎エピソードごとに爆笑させてもらいました(笑)。声を出して笑えるほど面白いドラマってなかなか出会えないので、本当に貴重なドラマです。

亡命や移民問題、兄の自閉症、人種差別など重いテーマを笑いで大きく包み、シリアスになりすぎない重さで、視聴者に突き刺さるメッセージを送るモー・アマーの才能には脱帽です。

ジニー&ジョージア(シーズン4へ更新)

 

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『ジニー&ジョージア』で中心となるのは、、奔放なシングルマザーで30歳のジョージアと15歳の娘ジニー。辛い過去から逃れるために、ジョージアはジニーと息子オースティンを連れて各地を転々とした後、マサチューセッツ州のウェルズベリーで新生活をスタートさせます。

すべてが順調にいっていたかのように見えましたが、徐々にジョージアの秘密と過去が暴かれ始めたことで、波乱が巻き起こることに……。シーズン3のラストは、「ここで終わるか~!」と叫びたくなるようなクリフハンガーで終了しました。

年齢差が15歳しかないジニーとジョージアは、まるで少し年が離れた姉妹のよう。ですが、衝動的で責任感に欠ける母親に、しっかり者のジニーはイライラしっぱなしで、そんな二人の複雑な親子関係が丁寧に描かれます。

ジョージアの暗い過去が、現在に追いついていくサスペンスフルな展開にハラハラさせられる一方で、ハートフルなファミリードラマの要素と、ティーンドラマの軽快さが共存しているところもポイント。そして、ジョージアとジニーが新天地で繰り広げる恋愛模様も目が離せません♪

13の理由(全4シーズン)

 

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『13の理由』は、ジェイ・アッシャーの同名小説をドラマ化したシリーズ。女子校生のハンナ・ベイカーが自ら命を絶った後、彼女が残した13本のカセットテープをめぐるミステリーが描かれます。

ハンナの友人だったクレイは届いたテープを再生し、ハンナの自死の引き金になった13人について知ることに。真相を探るうちに、学校で蔓延っているいじめや性的暴行など、衝撃の秘密と向き合うことになる……というストーリー。

重いテーマを笑いで包み込んだ『Mo/モー』とは大きく異なり、『13の理由』はそのままシリアスなトーンで描かれるため、かなり心にズシ~ンとのしかかってくるかもしれません。ですが、ドラマを通して社会問題とリアルに向き合い、考える機会になるのではないでしょうか。

ヘヴィーながらも、クレイがハンナの死の真相を探る過程はミステリーの要素もあり、ファミリードラマとしても見応えは十分で、大人の視聴にも訴えるシリーズ。また、カセットテープという、現代のティーンエイジャーとは縁のないアイテムが、鍵となる点も良いスパイスになっていると思います。

私の“初めて”日記(全4シーズン)

 

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『私の“初めて”日記』は、筆者が大大大好きなインド系の女性クリエイター、ミンディ・カリングが贈る爆笑青春ドラマシリーズ。

高校1年生の時に最愛の父親を亡くしたインド系の女子高生デービーは、心機一転、「イケてるグループに入る!」と決意。高校で一番イケメンのヨシダ君(おじいちゃんが日本人)にアプローチし、少しずつスクールカーストから這い上がって来たところへ、優等生ベンのことも気になり出してややこしいことに……。

そんなデービーが繰り広げる三角関係や、インドの伝統を尊重する厳格な母親との親子関係、女友達との友情などが爆笑ユーモアを絡めてテンポ良く描かれ、観出したら絶対イッキ見してしまうはず! 筆者は、『私の“初めて”日記』があまりにも面白すぎたので妹に勧めたところ、妹も超ハマりました(笑)。

また、インドの文化も色濃く描かれ、インド系として、どう自分の文化やしきたりと関わればよいのか悩む、デービーのアイデンティティの葛藤も丁寧に描かれているのも好感度大。かなりブっ飛んだ性格のデービーの成長を、温かい目で守りたくなってしまうはずです♪

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