Disney+配信のHuluドラマ『アマンダ ねじれた真実』は、無実のアマンダ・ノックスがルームメイトの殺人事件で有罪判決を受け、自由を取り戻すまでの15年間にわたる苦難の実話を描くシリーズ。この記事ではキャストやあらすじの紹介に加え、ネタバレなしの感想とネタバレありの考察でダイブインしていきます♪
【本記事のポイント】
◉ネタバレなしで知りたい方へ
前半ではあらすじ・海外評価・筆者の感想を紹介。視聴前の参考にどうぞ。
◉ネタバレありで深掘りしたい方へ
後半では全あらすじと見どころ・考察をたっぷり紹介。視聴済みの方もおさらいに◎
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『アマンダ ねじれた真実』の概要
基本情報を押さえておきましょう♪
原題:The Twisted Tale of Amanda Knox
製作:Hulu、配信はDiseny+
ジャンル:実話、犯罪、法廷、ヒューマンドラマ
配信日:2025年8月20日(水)
製作国:アメリカ
話数:全8話
クリエイター:K・J・ステインバーグ
『アマンダ ねじれた真実』のあらすじ(ネタバレなし)
2007年、イタリアのアパートでイギリス人留学生メレディス・カーチャーの遺体が発見された。この事件で、メレディスのルームメイトだったアメリカ人留学生アマンダ・ノックスと、彼女が当時交際していた青年が殺害容疑で逮捕される。
イタリアで起きた殺人事件でアメリカ人留学生が容疑者になったことで、英米をはじめ世界中のメディアから注目されて一大センセーションに発展。アマンダはメレディス殺害で有罪判決を受け、イタリアの刑務所に4年間服役。彼女は自身の無実を証明するべく、真実の追明に奮闘する。
各エピソードでは事件の捜査や法医学的な解釈、そして見出しを飾る世論の裁判といった重要な瞬間を紐解き、無実の学生がどのようにして人生を取り戻したのかを明らかにしていく。
・Diseny+配信の実話をもとにした衝撃のファミリードラマ
『アマンダ ねじれた真実』海外での評価&予告編紹介と筆者の感想(ネタバレなし)
【Rotten Tomatoes】
批評家の評価:71%
観客の評価:63%
【現地の声:海外視聴者のリアルな反応】
海外の視聴者がどんな感想を抱いたのか、Xユーザーからいくつかご紹介! やはり、アマンダの不当な扱われ方に憤りを感じている人が多いようです。
【筆者の評価】
総合評価:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
エンタメ性:★★★☆☆
感動:★★★☆☆
視聴前に予告編を見た印象
予告編は、車に身を潜めて逃走しているかのようなアマンダや、裁判所前で野次馬やメディアに囲まれもみくちゃにされる不穏なシーンから始まります。
その後に場面は一転し、イタリアの美しい風景や、留学生活を楽しむアマンダの笑顔が映し出され、事件前の明るさと事件後の暗さとのコントラストが強烈です。
突如として予期せぬ殺人事件に巻き込まれ、有罪判決の危機に直面するアマンダ。しかも、家族や長年の友人もいない異国の地で言葉の壁もあり、予告編の短いカットからでも彼女の不安と恐怖がひしひしと伝わってきます。
個人的な話ですが、この事件は筆者がアメリカ在住中に起こり、CNNなどで連日大きく報じられていたため、今も鮮明に記憶しています。
Netflixのドキュメンタリー映画『アマンダ・ノックス』も視聴しましたが、その内容が、どこまで今回のドラマシリーズに反映されているのかも非常に気になるところです。
ネタバレなしの感想
本作は、アマンダ本人の視点を軸に描かれた作品で、彼女が直面した極限の状況や葛藤をリアルに感じられる点が大きな魅力です。主演グレイス・ヴァン・パタンの熱演が印象的で、取調べやメディア報道の中でアマンダが揺れ動く姿には強い説得力があります。
ただ一方で、物語のトーンが統一されていない場面もあり、深刻なテーマが時に軽く見えてしまう印象も否めません。また展開が急ぎ足で、家族や彼女自身の変化が十分に掘り下げられていないと感じる部分が気になり、そのため感情的に没入できるシーンがある一方で、物足りなさを覚える部分もあります。
ですが、全体としては真実と誤解の狭間を描いた意欲作で、この事件に興味のある人や実話ドラマが好きな人には一度触れてほしい作品です。
・実話にインスピレーションを受けたガールズ犯罪ドラマ
『アマンダ ねじれた真実』の登場人物&キャスト
アマンダ・ノックス(グレイス・ヴァン・パタン)
イタリアに留学中に、メレディス殺害で有罪判決を受け、無実を証明するために闘う。
エッダ・メラス(シャロン・ホーガン)
アマンダの母親。娘の無実を信じ、支え続ける中心的存在。
ラファエル・ソッレチート(ジュゼッペ・デ・ドメニコ)
アマンダと交際していた当時の恋人。共に容疑を晴らすために戦う。
カート・ノックス(ジョン・フーゲナッカー)
アマンダの父親。家族を守るために懸命に戦う。
ジュリアーノ・ミニーニ(フランチェスコ・アクアローリ)
実在の検察官。アマンダの事件で、捜査と訴訟で指揮を執る、
ディアナ・ノックス(アナ・ヴァン・パタン)
アマンダの妹。人生最大の困難に直面した姉を支えながらも、両親から十分な関心を得られずに不満を抱く。
『アマンダ ねじれた真実』の全話あらすじ・感想(ネタバレあり)
第1話:アマンダ
【あらすじ】
【要約】
◉ 2022年にアマンダは家族とともに再びイタリアを訪れ、過去の事件を担当した検察官と再会する
◉ 2007年、ルームメイトのメレディスが惨殺され、アマンダは第一発見者の一人となる
◉ 恋人と寄り添う姿や日常での振る舞いが「不謹慎」と見なされ、疑惑の目がアマンダに向けられる
2022年6月、アマンダは母と夫、幼い娘を伴い再びイタリアを訪れる。検問では身を潜めつつ目的地の教会に到着し、司祭の案内で中へ入ると、かつて事件を担当した検察官ジュリアーノ・ミニーニが姿を現す。物語はそこから過去へと遡る。
2002年、19歳のアマンダは留学先のイタリアのペルージアで新しい生活を始め、特にイギリス人のルームメイト、メレディスと親友になる。しかし2007年11月2日、平穏な日常は一変。その朝、アマンダは恋人ラファエルの家から一度自宅に戻るが、玄関の扉が開いたままで、血の付いたシャワーマットやトイレで流されていない排泄物など不可解な痕跡を目にする。
気味悪さを覚えつつも、恋人に渡すモップを手に再び外出し、途中でメレディスに電話をかけるが応答はなかった。不安を募らせたアマンダはラファエルと一緒に家へ戻り、一室ずつ確認する。自室の窓ガラスが割られていることに気づいた彼女は大家のフィオミーナに連絡するが、メレディスの部屋は施錠されていた。ラファエルは扉を壊そうとしたが無理だったため、代わりに警察官の姉に連絡を入れる。
その直後に現れたのは、近所で見つかった携帯電話を届けに来た郵便警察だった。二人が事情を説明して部屋の様子を見てもらうと、やがてメレディスの部屋の扉がこじ開けられ、毛布に覆われた無残な遺体が発見される。すでに彼女は首を切られて亡くなっていた。
事件は瞬く間に大騒ぎとなり、警察やメディアが押し寄せる。アマンダとラファエルが互いに寄り添い囁き合う姿が写真に撮られ、その態度は周囲の反感を買う。ルームメイトの一部は、彼女が男を頻繁に連れ込んでいたと証言し、警察でラファエルとイチャつき続ける彼女の警察での振る舞いも「不謹慎」だと囁かれる。
悲しみに沈むべき場面で笑みを見せる彼女の姿は、疑惑の目を一層強めることになった。こうして捜査の焦点は、アマンダ自身へと向けられていくのだった。
【感想】
第1話は、アマンダの両親の出会いから彼女の誕生、離婚家庭で育った生い立ちまでを駆け足で紹介し、アマンダという人物の背景を簡潔かつ丁寧に描き出しています。
その後、舞台はイタリアへ移り、ルームメイトとの楽しい留学生活や、ペルージアの美しく絵画のような街並みが印象的に映し出されます。ですが、その明るい描写の直後に訪れる悲惨な事件と、アマンダが疑惑の渦に巻き込まれていく不穏さとのコントラストが印象的でした。
全体として第1話は、キャラクターの紹介と今後の展開を予感させる“導入編”といった印象で、これからどのように物語が展開していくのか期待を抱かせる内容となっています。
第2話:Ci vediamo più tardi
第2話のあらすじと感想
【あらすじ】
【要約】
◉ 事件から5日後、アマンダは「自白した」と報じられて逮捕される
◉ 現場検証や矛盾した証言が重なり、彼女と恋人への疑惑が強まる
◉ 黒人男性の存在が浮上するが捜査は混迷し、アマンダは追い詰められる
◉ 母エッダは、空港で娘の逮捕を報じる衝撃のニュースに直面する
事件発生から5日後、ニュースは「アマンダが自白して逮捕された」と大きく報じた。物語はその経緯を追う形で進行する。
事件当日、メレディスの携帯電話が近隣の庭で発見され、電話の持ち主の住所をたどり、郵便警察がアマンダたちの家を訪れたのだった。捜査を率いるジュリアーノは、アマンダとラファエルが郵便警察見て驚き、すでに警察に通報したと証言したことを知る。さらに、アマンダの部屋の窓は割られていたが、彼女の部屋は険しい崖に面していて侵入は不可能に近く、金品も盗まれていなかったことから押し入りは偽装だと推測する。
また、アパート下階に住む男子4人の部屋から血痕が見つかるが、彼らには旅行のアリバイがあり、うち一人はアマンダに部屋の鍵を預けていたことを思い出す。しかし、アマンダは鍵を持っていないと否定。刑事たちは、アマンダと恋人ラファエルが共謀したと疑いを強めるが、現場から黒人男性の毛髪が発見される。
警察の聞き込みで、下階の男子4人が“バロン”と呼ばれる黒人男性とバスケットボールコードで出会い、一度家に招き入れたことがあり、その人物はトイレを流さないなど奇妙な行動をしていたと証言する。警察はバスケットボールコートで聞き込みを行うが、手がかりは得られなかった。
一方、事件当夜にアマンダとラファエルが携帯の電源を切っていたことが「怪しい」とされ、アマンダは現場へ連れ戻される。彼女は最初こそ怯えて中に入るのを嫌がるが、やがて手袋をはめてふざける態度を見せ、刑事たちを困惑させる。そしてキッチンの引き出しを開け、ナイフを見た途端に号泣し始めたことで、さらなる疑念を招いてしまう。
その夜にラファエルが警察に呼び出され、アマンダも同行する。二人は再び厳しい尋問を受け、アマンダは携帯を切った理由を「仕事を急に呼び戻されるのが嫌だったから」と説明するが、上司のメッセージにあった「See you later(またあとで)」という言葉を、刑事は「計画の合図」と誤解する。
さらにラファエルが、「事件の夜、アマンダは自宅にいなかったと嘘をつけと頼まれた」と供述したと伝えられ、取り調べは一層激しさを増す。混乱の中、アマンダは「黒人のバイト先のボス、パトリックだった」と名前を口走り、調書に署名してしまう。
翌日、冷静さを取り戻した彼女は証言を撤回して詳細を紙に書き残すが、時すでに遅く、警察は「アマンダが自白した」と発表していた。
その頃、イタリアへ急行していた母エッダは娘と連絡が取れないまま現地に到着し、空港のスタンドのテレビで「娘が自白し逮捕された」という衝撃のニュースを目にするのだった。
【感想】
第2話を視聴して、アマンダは“女性に嫌われやすいタイプの女性”なのかなと思いました。ルームメイトからは「たくさん男を連れ込んでいた」と証言され、親友が殺害された直後にも関わらず、ラファエルと人目をはばからずイチャつく姿を見せてしまったことで、周囲の反感を買ってしまいました。
さらに女刑事たちからも嫌悪感を抱かれるなど、彼女の振る舞いが疑惑を強める要因となっていきます。メディアも彼女の名字をもじって、「Foxy Knoxy(フォクシー・ノクシー)」と揶揄して尻軽女のイメージを植え付けていたのを覚えています。
また母エッダの助言通りに、すぐアメリカ大使館に連絡して弁護士を立てていれば、事態は異なっていたのではないでしょうか。国際的な後ろ盾を早い段階で得られていれば、警察の強引な取り調べや、言葉の壁による誤解に歯止めがかかった可能性もあります。
そして背景には、ヨーロッパ人がアメリカ人に抱きがちな“自己中心的”、“軽薄”といった否定的なイメージも影響していたように感じました。アマンダの行動が無邪気であったとしても、その文化的な先入観と重なり、彼女をより一層“怪しい存在”に見せてしまったのではないでしょうか。
第3話:ペルージャの守護者
【あらすじ】
【要約】
◉ 少年時代の体験から正義を志した検察官ミニーニが事件を主導する
◉ アマンダは拘置所で孤独と圧力にさらされ、母との面会も阻まれる
◉ ナイフの鑑定や誤解を招く発言により立場が悪化し、長期拘置が決定
◉ しかし足跡の分析が、新たな真相への扉を開く兆しとなる
第3話は、検察官ジュリアーノ・ミニーニの少年時代の回想から始まる。幼くして父を亡くし、家族を守る責任を背負った彼は、街で連続殺人犯が逃走して犯罪が増加したことを契機に「正義のために動く」と決意し、刑事を志したのだった。
アマンダは刑務所で身体写真を撮られ、孤独と困惑の中で「なぜ自分がここにいるのか」理解できないまま独房に入れられる。
その後、母エッダが面会に訪れるが、離婚により姓が異なるため親子関係を証明できず、言葉の壁もあり会うことすら叶わない。ミニーニは3日以内に裁判官に提示できる証拠を集めなければならないが、決定的なのはアマンダの自白のみ。それでも彼は、アマンダとパトリック、ラファエルを犯人とする仮説を固めていく。
翌日、看守が食欲のない彼女にドーナツを差し出すが、すぐに性的な質問を浴びせ始め、彼女を不快にさせる。その後ようやく母との面会が実現し、厳しい状況ながらも互いに前向きに励まし合う。
だが情勢は悪化する。警察がラファエルのナイフからアマンダの指紋とメレディスのDNAを検出したのだ。弁護士も説明できず、裁判官は彼女を危険と判断し、自宅軟禁を却下して最大1年間の拘置を命じる。
街ではパトリックの無実を訴える抗議が広がり、複数の証言によりアリバイも成立するが、ミニーニは認めようとしない。さらに検視官が「性的暴行は確認できない」と公表し、彼の理論は揺らぐ。
一方アマンダは医師から「HIV陽性」と告げられ動揺し、神父に救いを求める。再び審問の日を迎え、通訳の助けでアマンダは落ち着きを取り戻すが、ミニーニの執拗な追及に涙を流し、混乱の末「自白時はパトリックが犯人だと思った」と口を滑らせてしまう。致命的ではないが、検察側には十分な失言だった。
その後、アマンダはHIV陽性の結果は間違いだったと知らされる。房に戻った彼女を待っていたのは、荒らされた独房と消えた日記帳だった。心の支えとして書き続けた記録は外部に流出し、HIV陽性を伝えられた時に、過去の性的パートナーに伝えるために書き記していた名前などの情報がメディアに利用されてしまう。
その頃、ミニーニはメレディスの部屋で発見された足跡が三人のものではなく、別の人物のものであると知らされるのだった。
【感想】
第3話はミニーニ検事のナレーションで進行し、冒頭ではいかに彼の正義感が強く、ペルージャの治安を守る使命感に駆られているかが描かれます。
ですが、彼がアマンダを執拗に追及する彼の姿はまるでいじめっ子のように映り、警察と検察が犯罪をデッチ上げるかのような描写や、アマンダの苦悩があまりにも強調されすぎている点が気になります。
最終的に彼女の無罪が証明されるため、警察や検察の捜査に大きな落ち度があったことは間違いないのですが、物語の視点が偏り過ぎているような印象が否めません。
実話をもとにしたドラマで、Netflixのドキュメンタリー『アマンダ・ノックス』を観ていたこともあり、もう少しドキュメンタリー寄りの描写を期待していた自分としては、見方を切り替える必要があるかもしれないと感じました。
この作品のトーンは、アマンダ本人が1話を執筆し、製作総指揮を務めている影響が大きいのかもしれません。
第4話:愛こそはすべて
第4話のあらすじと感想
【あらすじ】
【要約】
◉ 新たな容疑者ルディ・グエデが浮上し、アマンダ無実の可能性が示される
◉ しかし、警察はアマンダとラファエルを疑い続ける
◉ 裁判では友人の証言やメディア報道が彼女に不利に働く
◉ 最後に事件当日の真相が描かれ、ルディ単独犯行の事実が明らかになる
第4話は、メレディス殺害の数日前、ナイフを持った若い男ルディ・グエデが学校に侵入する場面から始まる。
その後、アマンダの父カートがイタリアに到着し、記者団に「娘を支えるために来た」と語り、メディア対応の必要性を強調する。一方、警察は新たな容疑者ルディの存在を突き止める。
彼はドイツに潜伏していて、メレディスを助けようとしたと主張するが言葉は要領を得ない。ただ、友人たちには「アマンダは無実だ」と語っており、彼の証言は警察の筋書きを揺るがすものだった。
しかし、警察は依然としてアマンダに疑いをかけ続け、「共犯がいるはずで、ルディは彼女をかばっている」と考える。やがて、容疑が晴れたパトリックは釈放されるが、アマンダとラファエルには状況の改善されない。その後、ルディは迅速な裁判で有罪となるが比較的軽い刑で、世間から早々に忘れられてしまう。
約1年後、アマンダの弁護士はメディアを法廷に引き込み、取り調べで警察がアマンダに圧力をかけた事実を公開する作戦に出る。初日の裁判には報道陣が殺到し、世論は依然としてアマンダに厳しい。
イタリアの裁判は判事と陪審が混在する独特の形式で行われ、さらにパトリック側の弁護士も加わり複雑さを増す。警察は取り調べでの圧力を否定し、アマンダの証言を嘘だと断じる。アマンダは休憩時間にラファエルと隣り合う独房で会話し、彼は「今度こそ守る」と誓う。
しかし、裁判は彼女に不利に進む。パトリックや友人の証言がアマンダの印象を悪化させ、彼女の反論も逆効果となる。助言を受けて「All you need is love」と書かれたTシャツで笑顔を見せるが、世間には軽率と受け取られる。
さらに、友人フィロメーナの証言も彼女を追い詰めるが、弁護士は窓の不具合を根拠に検事の主張を退けようとする。最終的にアマンダは自らの言葉で「不満はあったが深刻な対立はなかった」と訴え、家の中の緊張を否定する。
ラストは、事件当日の真実が映し出される。ルディが窓を割って侵入し、トイレを使った後、物音に気づいて灯りを消す。その後、血のついたナイフを洗い、携帯を投棄する姿が描かれる。警察の推理とは異なり、犯行はルディ単独によるものたったことが明らかになる。
【感想】
第4話を見て感じたのは、せっかく重要な容疑者としてルディ・グエデが登場したにもかかわらず、その扱いがあまりに軽いということです。
警察に捕まり、あっという間に裁判を受け、軽い刑で片づけられてしまう展開には拍子抜けしてしまいました。本来なら、警察の取り調べや裁判の過程、メディアが第三の容疑者をどう報じたかなど、視聴者が知りたい部分が丁寧に描かれるべきだったと思います。
ですが、そこをあえて省いたことで見えてくるのは、警察の落ち度と先入観の恐ろしさです。警察は早々に「アマンダが犯人だ」と発表してしまったため、その推理を覆すことは警察の誇りや尊厳を傷つけることにつながります。
だからこそ、ルディの単独犯行を認めるよりも、アマンダとラファエルを共犯に仕立て上げる方向へ動いたのではないでしょうか。ここには単なる捜査の問題ではなく、警察組織のメンツを守るための政治的な力学が強く働いているようで本当に恐ろしい……。
後半の裁判シーンは見応えがありますが、同じような証言やアマンダへの中傷が繰り返される場面も多く、やや冗長に感じる部分もありました。とはいえ、この繰り返しが「世論と司法が一体になってアマンダを追い詰めていく構図」を浮き彫りにしているとも言えるのではないでしょうか。
全体として、警察の偏見と体制維持の論理が、個人を脅かすかを伝えるエピソードだったと思います。
第5話:何者でもない男
第5話のあらすじと感想
【あらすじ】
【要約】
◉ アマンダとラファエルは取り調べで警察に混乱させられ、誤った供述を引き出される
◉ 家族に支えられるが、父親の行動が逆効果となり疑惑が強まる
◉ 弁護側は不完全なDNA報告書で反論するが、裁判の偏見に阻まれる
◉ アマンダは26年、ラファエルは25年の有罪判決を受け、家族と遺族に重い現実が突きつけられる
第5話は、ラファエルの視点で描かれる。シーンは、彼が逮捕されたばかりの頃に戻り、警察は故意に彼を混乱させるような態度を取り、録音も残さなかった。捏造されたメモのせいで、ラファエルは「アマンダが自分の家を出たかもしれない」と誤って証言してしまい、彼の心には「彼女を再び裏切りたくない」という思いが刻まれる。
刑務所での生活も苛酷で、仲間の中には情報屋もいた。支えは家族だけだったが、父親の行動は時に裏目に出る。足跡がラファエルのものではないと示す証拠を持ち出しテレビ局に訴えた結果、逆に新たなDNA証拠が捏造され、疑惑が深まってしまう。
弁護士はアマンダと距離を取るよう勧めるが、ラファエルは拒む。幼少期に母を守ろうとした記憶が彼を突き動かしていたからだ。
しかし、検察はDNA報告書の開示を遅らせ、弁護側は不完全な情報で戦わざるを得なかった。論理的な反論を重ね、警察の失態も明らかにしたが、偏見に覆われた裁判では通ず、独立鑑定の要請も退けられた。
さらにアマンダが「自分を守る」と態度を変えてラファエルに別れを告げ、彼は深い絶望に沈む。姉だけが彼を支え、「あなたは無価値ではない」と語り続ける。
最終弁論で検察は推測だらけの筋書きに加え、再現映像まで使って陪審に訴えた。ラファエルは涙ながらに無実を訴え、「アマンダに殺害を指示されたことも、自分が犯行に関わったこともない」と語る。
しかし判決は覆らず、アマンダに26年、ラファエルに25年の刑が言い渡される。家族たちは悲しみと怒りを抱え、メレディスの遺族も「結果は出たが決して喜ばしい夜ではない」と語る。
【感想】
第5話では、これまでアマンダ中心だった視点がラファエルへ移り、物語に新鮮な空気をもたらしています。彼の過去や家族との関係を掘り下げることで、新たな視点と情報が提示されて引き込まれました。
特に弁護士たちとのやり取りや、家族との情感あふれるシーンは見応えがあって、物語に厚みを加える効果になっていたのではないでしょうか。一方で、ラファエルの母親との関係性を強調するあまり、過去と現在のフラッシュバックが何度も繰り返されて少し冗長にも感じられました。
物語は、「彼が母を手放さなかった」という事実に焦点を当てているものの、その背景や父親との対比が十分に描かれていないのが気になります。そのため、最終的に「アマンダを見捨てるか否か」という答えに至る場面も、盛り上がりに欠ける印象でした。
気になる点はあったものの、警察のずさんな捜査や、二人を犯人に仕立て上げるための数々の策略によって、無実の二人が25年と26年という長期刑を言い渡される展開には、憤りを感じずにはいられませんでした。
第6話:コルペーヴォレ
第6話のあらすじと感想
【あらすじ】
【要約】
◉ アマンダは判決に打ちのめされ、家族も孤立する
◉ 父の支えと新たな同房者、セシリアの励ましで変化が芽生える
◉ 専門家の手紙で再び戦う決意を固め、控訴審に臨む
◉ DNA鑑定が警察の失態を暴き、裁判は大きく動く
第6話は、アマンダが判決を聞く場面から始まる。視界はぼやけ、力が抜けてパニックに襲われる彼女は、独房に入る前に倒れそうになる。翌日、家族は会見で彼女の無実を訴えるが、記者たちの多くは疑いを向け続ける。
母と妹が帰国し、孤独に沈むアマンダは神父サウロの支えも受け止められず、絶望に近い日々を送る。父が面会に訪れてPR戦略を示すが、父が帰国しなければならないと知って涙する。父もまた堪えきれずに娘とともに泣き、支え合う。
4ヶ月後、同房でアメリカ人の受刑者セシリアとの交流で変化が訪れる。彼女に励まされて他の囚人とも話すようになり、自己憐憫から抜け出す。だが母にとっては、それは諦めに映り、母子の間に溝が生じる。
そんな折、心理学者ソール・カッシンから「自白は強要の結果だ」と記された手紙が届き、アマンダは再び闘志を燃やす。そのことをラファエルに伝えるが、彼の父の意見では「イタリアの裁判所は米国の専門家を認めない」と冷ややかだ。さらに検察ミニーニは控訴中ながらも別事件での職務濫用で有罪判決を受けており、控訴ではアマンダとラファエルに無期刑を求めていることも知る。
控訴審の初日、アマンダは流暢なイタリア語を駆使し、証拠に基づいて戦う姿勢を固める。やがてDNA専門家が警察のずさんな捜査を暴き、ナイフやブラジャーの証拠能力を否定。状況は大きく好転する。判決前、アマンダは母に手紙を書き「自分の人生を楽しんでほしい」と伝える。
法廷で彼女はメレディスの遺族に謝罪し、自らの人間性を語る。判決を待つ間、神父サウロに「希望が怖い」と告白し、自由の象徴のネックレスを受け取り、最後に歌を捧げる。その直後、判決が下るとの知らせが届き、緊張が最高潮に達してエピソードは終了する。
【感想】
第6話は家族との絆や控訴審に挑む姿を描き、ドラマとしての見応えは十分にあります。ですが、全体を通してテンポやストーリーの重点の置き方の問題が目立ちました。
父が示したPR計画や母との関係のひずみ、妹が両親から十分な関心を得られずに不満を感じていることなど重要な要素が登場したり示唆されても、掘り下げられないまま終わってしまっています。さらに、刑務所での変化も描かれますが、アマンダが新しい自分を模索する、物語上で非常に重要な部分の描写があまりにも短くて浅く、それゆえにラストのスピーチも説得力に欠け、これまでの経験を十分に反映しきれていないように感じられました。
演技や感情表現は素晴らしいものの、複雑な物語を数話でまとめきれないのではないか、あるいは焦点の当て方がずれているのではないかと考えさせられる回でした。
第7話:あなたはそこにいた
第7話のあらすじと感想
【あらすじ】
【要約】
◉ アマンダは控訴で無罪判決を受けて釈放される
◉ 帰国後、自由に馴染めず家族や世間と衝突
◉ 再審の可能性を知ったアマンダは、回想録の執筆を始める
◉ 冤罪被害者との出会いを通じて、前へ進む力を取り戻す
第7話は、ついにアマンダとラファエルに判決が下る場面から始まる。アマンダはパトリックに虚偽の罪を着せた件で有罪とされるが、他の罪はすべて無罪となり、絶望と歓喜が入り混じる瞬間を迎える。
ラファエルと法廷で別れを告げ、刑務所に戻った彼女は荷物をまとめ、仲間の囚人たちに祝福されながら自由の身となる。車に乗せられるが不審な沈黙に不安を覚えた直後、FBIのスティーヴが現れ、母親と再会。安全のために警護がつくことを知らされる。
アメリカに帰国したアマンダは平穏を望むが、母親は盛大なサプライズパーティーを開く。しかし、彼女には日常に適応できない違和感が残る。無意識にイタリア語を使い、下着を手洗いするなど獄中生活の癖が抜けない。母親は友人マディソンを呼び寄せ、二人は久々に旧友として楽しく過ごすが、同時に再審の可能性があることを知り衝撃を受ける。
アマンダは世間の冷たい視線や家族との衝突に苦しみ、孤独から自らの手で回想録を書く決意をする。だが本の出版を前に無罪が覆り、再び裁判が始まることが判明。過酷なインタビューで心を傷つけられ、引きこもる彼女を母が連れ出したのは、冤罪被害者の会合だった。仲間から抱擁を受け、初めて自分を説明しなくていい場所に涙し、再び生きる力を取り戻す。
1年後、最終的に完全無罪が確定。家族やラファエルと歓喜を分かち合うが、裁判所は依然として彼女を「現場にいた証人」と見なす。過去の重みを拭えぬまま、アマンダは検察官ミニーニに手紙を送る決意をする。
【感想】
第7話では、アマンダが帰国後も再審の可能性や日常への適応に苦しむ姿が描かれます。ですが本作は、あれもこれもと描こうとするあまり、一つひとつのエピソードが中途半端に終わってしまっている印象が拭えません。
例えば、マディソンと同居を望んでいたのに、なぜ一人暮らしを始めたのかは説明されず、妹の抱える複雑な思いもほとんど触れられていません。一方、冤罪被害者の集会に参加するシーンは心温まる瞬間ですが、彼女がどう前進する力を取り戻したのかは描写不足で、十分に伝わってきませんでした。
アマンダ役を演じるグレース・ヴァン・パッテンの素晴らしい演技により、そういった問題点を補っているものの、作品全体の粗さを完全に救うことはできないように思います。
次回が最終話ですが、このペースで果たして物語をきちんと締めくくることが出来るのか注目です。
第8話:自由
第8話のあらすじと感想
【あらすじ】
【要約】
◉ アマンダは事件の真相を求めて再びイタリアを訪れる
◉ 宿敵ミニーニ検事と直接対話し、互いの苦しみを語り合う
◉ 無実を主張するアマンダと、「当時は正しいと思った」と譲らぬミニーニの意見が対立
◉ ラファエルとの再会やメレディスへの追悼を経て、アマンダは「自分のために生きる」と決意
アマンダはミニーニ検事に手紙を書いて送るが、彼はしばらく読まずにしまい込む。しかし心に引っかかり、最終的に目を通す。彼女からはさらに3通の手紙が届き、ようやく返事を出すようになる。
手紙のやりとりを通じ、アマンダは裁判中に自分を「怪物」とみなしていた彼が、実は家族を持つ普通の人間でもあると知る。一方ミニーニは、刑事は証拠から物語を組み立てる必要があると語り、なぜ自らがアマンダを中心に据えたシナリオを描いたのかを説明する。
その頃、アマンダはクリスと結婚し、娘ユーリカを授かる。だが彼女は過去の事件の影を拭えず、娘もまた将来この件を知るだろうと恐れる。彼女は説明を求めるため、再びイタリア行きを決意する。家族は猛反対し、特に母と妹は再び家族に苦しみを背負わせるのかと非難するが、父は最終的に支える決心をし、母も同行を決める。
イタリアでアマンダはミニーニと対面する。彼女は事前に書き留めたノートをもとに思いを伝え、失われた年月や人々の憎悪を訴える。ミニーニは世間からの憎悪を自らも経験したと語り、彼女の勇気を称える。
議論はDNA証拠の不在やルディ・グエデとの関係に及ぶが、見解の溝は埋まらない。彼は「当時は正しいと信じた」と繰り返しつつ、今の彼女を知っていれば訴追しなかっただろうと漏らす。しかし無実を明言せず、「法廷で証明された真実」と曖昧に述べるに留まる。
アマンダは「真実は一つ、私は無実だ」と反論し、ミニーニは父の死と規律への執念を語り、自身の苦しみも明かす。二人は一瞬だけ互いの痛みを認め合い、やがて会話は終わる。
その後、アマンダは元恋人ラファエルとも再会し、もしもの可能性を語り合いながら過去と向き合う。最後に彼女は事件が起きた家を遠くから見つめ、メレディスの運命と自らの幸運を思い、他人の評価に左右されず「自分のために生きる」と決意してイタリアを去る。
直後の教会ではミニーニが告解室で涙を流し、彼の心に変化が生じたことを示唆して物語は幕を閉じる。
【感想】
最終話は、「自由」というタイトルを強く意識させる回でした。無実が確定した後も、アマンダが“真に自由であること”を見つけようと格闘し続ける姿が丁寧に描かれていて、物語として爽快な結末というよりも、重みを伴った余韻を残すラストだったと思います。
特に印象的だったのは、メディアや世間の視線、偏見と向き合いながら自分の物語を取り戻そうとするアマンダの内的な葛藤に焦点が当たっていた点です。例え法律的には“終わった”としても、心の自由を取り戻すまでには長い時間と痛みが必要であることが、この最終話を通じて強く感じられました。
ただ、本作は実際に起きた事件がもとになっているのに、あまりにもアマンダの視点に寄り過ぎているため、かなり描かれ方が偏っているのではないかという点が気になりました。
ですが、総じて“自由”というテーマを深く掘り下げた誠実さを感じさせる幕引きで、報道や免罪、法執行機関の問題などについて深く考えさせられる作品だと思います。
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『アマンダ ねじれた真実』の見どころ・考察(ネタバレあり)

出展元:https://www.hulu.com
【物語の展開を時系列順にまとめた目次】
◉自由と偏見の狭間で
◉人間関係が映し出す試練
◉文化的な先入観とメディア報道の影
自由と偏見の狭間で
本作を通して描かれた大きなテーマは、「自由」と「語られる物語の主導権」でした。第1話では青春の輝きと事件の不穏さの対比が際立ち、第2話以降は無邪気さが周囲の偏見や文化的先入観と重なり、アマンダを“怪しい存在”に変えていく過程が印象的でした。
検察やメディアが彼女を「性的に淫らな女性」と揶揄する様子は、女性に向けられる性的な汚名と結びつき、司法以上に社会的偏見が人を裁いていく構図を浮き彫りにしていて、同じ女性として心が痛みました。
最終話では、法的な無罪だけでは得られない“心の自由”をどう取り戻すかが焦点となり、このドラマが単なる事件の再現を超えて、「自由とは何か」を問いかける作品だということを強く印象づけていました。
人間関係が映し出す試練
キャラクター描写の中で特に際立っていたのは、アマンダとラファエルの関係性です。第5話で彼の家族背景に光が当たったことで、彼が単なるアマンダの恋人ではなく、「共に裁かれる若者」という立場ということを痛烈に感じました。
しかし、彼の心の揺れや最終的な選択はやや描写不足で、ドラマとしての厚みに欠ける部分があったのは残念なところ。一方で、アマンダの家族、とりわけ母エッダの存在は大きく、少し描写不足ではありましたが妹や父の視点が登場することで、アマンダ一人の物語に留まらない「家族全体の試練」として描かれていた点も心に残りました。
それぞれが抱える葛藤や苦しみ、困難に立ち向かう決意と絆は、法廷シーン以上に本作の核を成していたと思います。
文化的な先入観とメディア報道の影
このドラマで特に考えさせられたのは、社会的・文化的背景と現実との接点です。アマンダの行動が、欧州社会で“軽薄”“自己中心的”と見られた文化的な先入観、女性に対するレッテルやアメリカ人に対する軽薄なイメージ、そしてメディアの扇情的な報道がいかに真実を歪めるか、これらは事件を越えて現代社会の偏見や報道倫理にまで広がるテーマです。
また、第7話で描かれた冤罪被害者の集会は、物語と現実を結びつける重要な場面でした。その点が十分に掘り下げられなかったのは残念ですが、それでも視聴者に「この物語は終わっていない」と感じさせる余白を残しています。
最終話で提示された「法的な自由と心の自由は異なる」という視点は、現実社会での冤罪や偏見を考えるうえで大きな示唆を与えていたと思います。
今後、このような冤罪事件をテーマにした作品が、より多角的な視点で製作されることで、司法や社会の問題をより深く掘り下げる動きへ繋がることを期待したいです。
・イギリスで起きた公害訴訟を描く実話のリミテッドシリーズもチェック!
『アマンダ ねじれた真実』のまとめ
『アマンダ ねじれた真実』は事件の再現にとどまらず、文化的な偏見や自由の意味を問い直す挑戦的な作品です。
演出や構成には粗さがあり、アマンダ寄りに偏った視点も気になりましたが、それでも「報道と世論に翻弄される個人」の姿を鮮烈に描いた意義は大きいと思います。ぜひ、Disney+でチェックしてみてください!
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Diseny+には、見応えある海外ドラマが数多く揃っているので要チェックです♪
◉「イタリアのメディアも裁判も、アマンダ・ノックスを徹底的に叩きまくって、違法に自白を引き出して、彼女の言動を全部歪めたのは本当にひどすぎる」
◉「このドラマの問題点:リアルタイムで追ってない人には、彼女のことは何もわからない。ただイタリアの裁判制度を知るだけで、意味あるの?」
◉「被害者を利用する最悪のやり方。本当に恥ずべき行動だった。第1話での警察の振る舞いは最悪。関わった全員は恥を知るべき」