Netflix『ザ・ディプロマット』シーズン3ネタバレ考察 米大統領死亡から始まる政界の陰謀の行方は!?

「ザ・ディプロマット」のポスター
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Netflixドラマ『ザ・ディプロマット』は、米大使に任命された女性外交官が国際危機と政界の駆け引きに翻弄される政治サスペンス。仕事と結婚生活の板挟みになりながら奮闘する主人公を描くシリーズのシーズン3で何が起きるのか、キャストやあらすじの紹介に加え、ネタバレなしの感想とネタバレありの考察でダイブインしていきます!


【本記事のポイント】

◉ネタバレなしで知りたい方へ
前半ではあらすじ・海外評価・筆者の感想を紹介。視聴前の参考にどうぞ。

◉ネタバレありで深掘りしたい方へ
後半では全あらすじと見どころ・考察をたっぷり紹介。視聴済みの方もおさらいに◎

※目次から各セクションにジャンプできます。

『ザ・ディプロマット』シーズン2をおさらい

シーズン3のあらすじや考察に入る前に、まずはシーズン2を軽くおさらいしましょう♪

ケイト・ワイラー米大使は、シーズン1終盤のロンドンでの爆破事件の余波に苦しみながら、真犯人を追う調査に乗り出す。

事件は英政府内部の関与が疑われ、特に英国首相トローブリッジや影響力のある議員マーガレット・ロイリンの名前が浮上。米国副大統領グレース・ペンが登場し、ケイトと彼女の間で政治的駆け引きが激化する。ケイトはグレースが副大統領の座を守るため、陰に隠れてコントロールを握ろうとしていると考える。

他方で夫ハルとの関係も複雑さを増し、ケイトは外交任務と私生活の両立に苦悩する。最終的に、グレースがコースを描いていた陰謀は米国大統領にも伝わり、その衝撃で大統領が倒れ、ペン副大統領が権力を握るという衝撃的な展開でシーズン2は幕を引く。

『ザ・ディプロマット』シーズン3概要

基本情報を押さえておきましょう♪

原題:The Diplomat
製作:ザ・ディプロマット
ジャンル:政治、サスペンス、スリラー、スパイ
配信日:2025年10月16日
製作国:アメリカ
話数:全7話
クリエイター:デボラ・カーン

『ザ・ディプロマット』シーズン3のあらすじ(ネタバレなし)

『ザ・ディプロマット』シーズン3は、大統領暗殺をめぐる混乱の直後から始まる。ケイトは副大統領がテロ計画を企てたと告発し、自らその地位を狙っていると明かしたが、直後に大統領が死亡し、夫ハルがその死に関与した可能性が浮上する。

そして副大統領が大統領職を引き継ぎ、世界のリーダーとなる。そんな中でもハルは、ケイトを副大統領の座に押し上げようと奔走し続け、夫婦の政治的な立場が変わっていく。

さらに、英国外相との友好関係が複雑さを増し、ケイトは権力と人間関係が錯綜する渦中に巻き込まれていく──

・ジャンルは違うけど政界を舞台にしたアクションコメディ映画

『ザ・ディプロマット』シーズン3の予告編を紹介

予告編は、シーズン2のラスト直後からスタート。レイバーン大統領が亡くなった際に、「裏切り者の副官がいる」と大統領に電話で警告していたハルに疑惑の目が向けられ、大統領に昇格したグレースとケイトは反りが合わないものの、ケイトは側近として彼女の行動を監視することになる模様。

さらに、英国首相が何か重要な情報を隠していることや、グレースがとんでもなく愚かな行動に出ようとしていることも明らかになり、ケイトは窮地に立たされるようです。

加えて、エイダン・ターナー演じる新キャラクターとケイトが親密な関係になる展開も描かれ、ハルとの三角関係も描かれる模様。シーズン3も、波乱に富んだスリリングな展開が楽しめそうで、ますます目が離せません!

『ザ・ディプロマット』シーズン3海外での評価&筆者の感想(ネタバレなし)

【Rotten Tomatoes】
批評家の評価:95%
観客の評価:88%

【現地の声:海外視聴者のリアルな反応】
海外の視聴者がどんな感想を抱いたのか、Xユーザーからいくつかご紹介! 文句なしの大絶賛の嵐ですね♪

◉「正直に言って、『ザ・ディプロマット』はマジで最高のドラマ。シーズン3まで来ても、演技のレベルがまったく落ちてない」
◉「シーズン3のラストに驚愕!! 早く続きが見たい!」
◉「『ザ・ディプロマット』のシーズン3、テンポが抜群で最高。他の配信ドラマがもたつく中で、これは一気に駆け抜ける感じ」

【筆者の評価】
総合評価★★★★★
ストーリー★★★★★
エンタメ性★★★★★
感動★★★☆☆

『ザ・ディプロマット』は、政治的な駆け引きと、在英米国大使ケイトと夫ハルの間で渦巻く複雑な感情や一筋縄ではいかない関係という、2本の大きな柱をテーマにスリリングに描かれるのが見どころですが、シーズン3も期待以上でした!

結論から言うと、メチャクチャ面白くて見応えタップリです。シーズン3では、「こうなるだろうな」と思っていた展開に大ドンデン返しがあり、ケイトとハルの関係がますますこじれて複雑になっていく過程が繊細かつドラマチックに描かれていて、おかげで物語にすっかり引き込まれてしまいました。

さらに、イギリスとアメリカ間の問題もこれ以上ないほどこじれまくり、「一体どうなっちゃうの?」と展開が末恐ろしいレベルまで発展。すでにシーズン4の更新も決定しているので、次回の配信が今から待ち切れません!

政治スリラーやスリリングなストーリーが好きな方には、絶対に見逃せないシリーズです。

・政治も絡んでくる見応えあるスパイドラマ♪

◉スクロールに疲れた方へ
・ネタバレを知りたい方は、全あらすじ(ネタバレあり)へ飛ぶ
・ネタバレありの深堀りを読みた方は見どころ・考察(ネタバレあり)へ飛ぶ

『ザ・ディプロマット』シーズン3の登場人物&キャスト

◉ケイト・ワイラー(ケリー・ラッセル)

米外交官。英国大使として活躍してきたが、シーズン3では望まぬ副大統領の候補になり、政治と人間関係の板挟みに苦しむ。

◉ハル・ワイラー(ルーファス・スウェル)

ケイトの夫で外交官。妻との関係は複雑で、意外にも政治的な立場で大きな転機を迎える。

◉グレース・ペン(アリソン・ジャニー)

シーズン2の終盤で副大統領から突然大統領に昇格し、権力の座につく。

◉トッド・ペン(ブラッドリー・ウィットフォード)

グレースの夫でファースト・ジェントルマン。

◉オースティン・デニソン(デヴィッド・ギャジ)

英国の外務大臣。ケイトとの関係が複雑化していて、外交・政治的な同盟と友人関係の狭間で動く存在。

◉アイドラ・パーク(アリ・アン)

CIA駐在局長として、ケイトの公的任務と不透明な情報戦の間で活躍。

◉スチュワート・ヘイフォード(アト・エサンドー)

米国大使館で副務を務める。ケイトの支え役として、外交的な業務や現場での調者として動く。

◉ニコル・トローブリッジ(ローリー・キニア)

英国首相。強硬姿勢を取りつつ、自国とアメリカ間の力関係や信頼問題に直面する。

◉ビリー・アッピア(ナナ・メンサー)

大統領首席補佐官で、レイバーンを父親のように慕っていた。

『ザ・ディプロマット』シーズン3の全あらすじ(ネタバレあり)

 

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【物語の展開を時系列順にまとめた目次】
◉副大統領の座をめぐる意外な展開
大使&副大統領夫人として活躍するケイト
◉米英関係を揺るがす衝撃の会見
ポセイドン潜水艦を巡る米英の駆け引き

副大統領の座をめぐる意外な展開

【要約】
◉ レイバーン大統領が急死し、副大統領ペンが新大統領に就任
◉ ケイトとハルはペンが英艦攻撃に関与していた秘密を握る
◉ ペンがハルを副大統領に指名し、二人の関係に亀裂が生じる
◉ ケイトは英国残留を決意し、ロイリンは自死を遂げる

シーズン2の衝撃的な結末に続く第1話は、混乱の中で幕を開ける。レイバーン大統領が心臓発作で急死し、副大統領ペンが新大統領に就任。ケイトとハルは、ペンが英国艦攻撃に関与していた事実を掴んでいたが、その秘密がレイバーンの死を招いてしまう。

ペンが、最後に大統領と話をしたのは誰なのか探す中、ケイトは「その人物はハル」だと打ち明けながらも上手く立ち回り、一方ハルはケイトを副大統領にするべく裏で奔走する。しかし、ペンはケイトではなくハルを副大統領に指名し、その決断に両者は大きなショックを受ける。

理性的なケイトはハルに就任を受け入れるよう助言するが、心中は複雑だ。物語は2010年のバグダッドの回想へと移り、任務中に意見を戦わせながらも、互いを支え合う若き日のケイトとハルが恋に落ち、婚約する姿が描かれる。

現在、ハルはケイトの地位を守ろうと奔走し、ビリーに掛け合って「欧州特使」という新たな役職を用意させる。しかし、最終的にケイトはハルと一緒にワシントンへ行く飛行機には搭乗せず、大使としてイギリスに残る決意を下す。

そして、英空母の襲撃を指揮し、米国側に保護されていたロイリンが自死する。

大使&副大統領夫人として活躍するケイト

【要約】
◉ ケイトは大使として活動しつつ、必要時のみ渡米する二重生活に
◉ ハルが副大統領に正式に就任し、ケイトは大使・副大統領夫人として活躍
◉ CIA支局長エイドラはロイリン自死の件で追及されるが、ケイトが救う

ケイトは大使を続けながら、必要な時だけ渡米する二重生活を送ることになる。表向きは円満だが、実際には離婚状態という仮面夫婦で、ケイトはハルに別の恋愛もあり得ると示唆する。

一方、CIA支局長エイドラは亡命者ロイリンを英国に無断でかくまった件でMI6から追及され、ケイトはCIA長官に直談判して救おうとするが、会談の約束を忘れる失態を犯す。

ハルの副大統領は指名は正式決定ではなかったが、ペンはハルが国際海洋法条約を3票で可決できるところまで尽力したと知り、迷いながらも彼を副大統領に任命する。

ハルが正式に副大統領に就任し、副大統領夫人となったケイトのもとには、取材や会談の依頼が殺到。ケイトは大使・副大統領夫人の立場を活かし、数々の計画を進めていく。

エイドラはロイリン自殺の件でMI6に追及され、解雇の瀬戸際にいた。ケイトは彼女を救うために、トロ―ブリッジ北海油田掘削の件でアメリカが賛成していると誤魔化し、なんとかエイドラの首を繋ぐ。

米英関係を揺るがす衝撃の会見

【要約】
◉ ハルが極秘で米国大使館に現れるも、ケイトとカラムの親密さに動揺
◉ 英空母襲撃に米国も関与の情報が発覚する可能性をペンに報告
◉ ケイトの案で襲撃の首謀者を故レイバーン大統領に仕立てることに
◉ 会見で英国首相がレイバーンの名前を公表し、米英関係に緊張が走る

ペン政権の発足から5ヶ月後、イギリスの米国大使館で開かれたパーティーに、ハルはスチュワートらの協力で極秘に現れ、ケイトをサプライズしようとした。しかし、ケイトとカラム・エリスの親しげな様子を目撃して動揺する。瞬時に二人が恋仲であることを見抜く。カラムは野鳥の専門家を装っているが、実際はロシア海域で行方不明になった原子潜水艦の行方を追っているとケイトはハルに説明する。

夫妻が急遽メディアのインタビューに応じる中、エイドラが、レンコフの部下であるロシア人大佐から得た情報を報告。ハルは、米国が英空母への攻撃に関与していた事実をレンコフが部下に話していたとすれば、いずれ公になるだろうと予測する。

ハルとケイト、エイドラ飛行機で大統領邸へ向かい、ペンに英国空母襲撃に米国も関与していた情報が公になる可能性を報告。大統領首席補佐官ビリーも交え、いかに対処するかで大激論となるが、最終的に襲撃の首謀者をレイバーン元大統領に仕立て上げるケイトの案が採用される。

翌日、英国首相と外務大臣デニスンが到着し、エイドラはロシア人情報提供者の証言をもとに米国の関与を否定できないと報告。両国は会見でロイリンの名前のみを出すことで合意していたはずが、首相はレイバーン元大統領の名前を出し、米英関係に新たな緊張が生まれる。

セイドン潜水艦を巡る米英の駆け引き

【要約】
◉ 英国沿岸で原子力潜水艦が発見されるも、英国には回収技術がなく米国支援が必要に
◉ ポセイドン搭載の潜水艦回収をめぐり、英首相は米国援助を拒否
◉ ハルとケイトが協力し、潜水艦封鎖案を提案して首相を説得
◉ 危機は回避されるが、米国が秘密裏に潜水艦を回収した事実が明らかに

ケイトはカラムから連絡を受け、彼が探していた原子力潜水艦が英国沿岸20キロ地点で発見されたが、英国には引き上げ技術がなく、米国の支援が必要だと知らされる。しかし英国首相が米国の支援を拒否しており、外交ルートは完全に閉ざされる。

エイドラが諜報ルートを試みるも交渉は難航し、英国が潜水艦の回収を中国に依頼する可能性も浮上。さらにカラムは、沈没潜水艦には世界を脅かす核終末兵器ポセイドンが搭載されており、米国は中国を近づけないよう英国を説得する必要があるとケイトに伝える。

ケイトはハルに電話し、ペンに英国へ謝罪させるよう説得を依頼。最終的にペンが謝罪し、米英首脳会談が開かれることに。

ケイトは意見の違いでカラムと喧嘩になるが、ハルといた頃の自分になりそうで怖いが、相手を大切にできる人間になれるよう努力したいと告げ、カラムはそれを受け入れる。

首脳会談でペンは首相に、原子力潜水艦に搭載されたポセイドンが現実の脅威であると警告し、米国の支援を申し出る。しかし、首相はペンの言葉を信じなかったため、ケイトたちは水中ドローンで潜水艦の写真を撮り首相に見せることを考えて実行。

ポセイドンの存在と危険性を証明するが、それでも首相は米国の援助を申し入れようとしない。そこでハルが、どの国もポセイドンを手に入れることが出来ないようコンクリートで埋めるルニットドームの案を提唱し、ついに首相は納得する。

ハルとの連携プレーで世界の危機を回避したケイトは、ハルとの関係を顧みて謝罪し、復縁したいと伝える。ところが、カラムからロシアが潜水艦を回収した可能性を聞き、ケイトはハルとペンの策略で、ポセイドンを回収したのはロシアではなく米国だと悟る。

しかし、ハルに「誰にも言うな」と口止めされ、さらなる問題と脅威を残して会談が終了したところで幕を閉じる。

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『ザ・ディプロマット』シーズン3の見どころ・考察(ネタバレあり)

「ザ・ディプロマット」のポスター

出展元:https://www.tvinsider.com

【深掘り考察の目次】
◉ハルの副大統領指名でケイトが動揺した理由は?
◉ケイトが選んだ外交官としての誇り
◉変わりゆく夫婦の形
綿密な構成と人間ドラマが絡み合う、極上の政治スリラー

ハルの副大統領指名でケイトが動揺した理由は?

筆者は予告編を見て、ケイトが副大統領になるものと思い込んでいたので、夫ハルが指名される展開に大ショック! 女性の大統領&副大統領が並ぶ姿を期待していたので残念でした。

シーズン2で、ケイトはあれほど「副大統領にはなりたくない」と言っていたのに、ハルの指名になぜ大きく動揺したのでしょうか? それは、「夫と対等でいたい」という彼女の強い意識が関係しているのかもしれません。

これまでに二人は、互いに尊敬して刺激し合いながら、良きライバルとして支えてきました。そんな中でハルが副大統領に就任することで、ケイトは自分のキャリアと存在意義が夫の影に埋もれてしまうような恐怖を感じたのではないかと思いました。

ケイトが選んだ外交官としての誇り

そして、ケイトは悩みながらも、最終的に“ハルの妻”でいることを選ばず、米国大使としてイギリスに残ることを選らんだ姿が印象的でした。2025になった今も、「キャリアか家庭か」を迫られるのは決まって女性です。二人には子どもがいないため、夫婦で違う国に住むという道を選べましたが、彼女の選択は、「自分が本当に力を発揮できる場所」を見極めた結果ではないでしょうか。

ハルの就任でケイトは“副大統領夫人”という肩書を得ましたが、「自分は大使」という意識の方が強いことは明らか。“副大統領夫人”という肩書に囚われることに抵抗を覚えたのは、彼女が自分でキャリアを切り拓いてきた誇りある女性だからです。

目に見える栄誉よりも、これまで自分が積んできたキャリアを優先させる姿は、いかにも現代的なロールモデルとしての女性像を示しているように感じました。

変わりゆく夫婦の形

シーズン3で描かれたハルとケイトの回想シーンは、現在の複雑な関係を理解する上で重要な鍵となります。かつて、ケイトは仕事を犠牲にしてでもハルの赴任先についていくと宣言していたのに、年月と経験を経て職務と自己を優先する今のケイトへと変化し、その対比がリアルでした。

夫婦の関係は恋愛の熱情から相互の尊敬によって支えられる段階へ移行していて、それは二人が男女としては複雑な関係にありながらも、“仕事では互いの能力を認めて後押しする姿”に現れています。

シーズン3のラストで、ケイトはカラムとの関係を経て、ハルに対する自身の接し方を顧みて謝罪し、復縁したいと思いを告げました。ところが、その直後にポセイドン回収の件が明らかになり、政治家としてのハルの道徳観がケイトの受け入れられる範囲なのかどうかが、今後の夫婦関係に大きく影響しそうです。

綿密な構成と人間ドラマが絡み合う、極上の政治スリラー

そして、『ザ・ディプロマット』の大きな見どころのひとつは、綿密に計算されたストーリーテリングです。典型的な政治スリラーなら、シーズンごとに取り上げる問題やテーマが変わるところを、本作はシーズン1の英空母襲撃という“核”を動かし続け、その周辺で新たな問題や人物ドラマを次々に結びつけているのが秀逸です。

また、登場人物が多いにもかかわらず、どのキャラクターもそれぞれの人間像と背景、互いの関係性が丁寧に無駄なく書き込まれているので、ストーリーに思いっきり身を委ねられる安心感があります。なので、ドンデン返しや政治家の腹黒い策略や陰謀に単に翻弄されるだけでなく、政治の駆け引きの裏にある人間の信念や矛盾に目を向ける余裕を持てるのでないかと感じました。

それだけでなく、緻密な政治劇でありながら、笑える皮肉や知的なユーモアが絶妙なバランスで散りばめられているため、重苦しさを感じることなく楽しめるのもポイント。まさに、「善悪という単純な構図に囚われない人間たちの群像劇」として完成度が高く、観るたびに新しい発見がある作品だと思います。

・政治も絡んでくるスリリングなスパイドラマ。超おすすめ!

https://drama-dive.com/terminallist-dark-wolf/

『ザ・ディプロマット』シーズン3のまとめ

『ザ・ディプロマット』では、ハルが副大統領に就任したことで、夫婦の関係と信頼が決定的に試される展開となりました。

また、アメリカとイギリス間の緊張感がMAXまで膨れ上がり、夫婦関係を描いた人間ドラマしても、政治スリラーとしても極上の仕上がりになっていました。メチャクチャ見応えがあるので、ぜひNetflixでチェックしてみてだください♪

『ザ・ディプロマット』がシーズン4へ更新!何が起こる?

『ザ・ディプロマット』は、すでにシーズン4へ更新済です! 波乱万丈になりそうな次シーズンで何が起こるのか、7つの疑問を投げかけて勝手に答えを予想(↓)しているので、ぜひチェックしてみてください♪

『ザ・ディプロマット』シーズン3の視聴方法

『ザ・ディプロマット』を視聴できるのはNetflixだけ! VODの中でもダントツにコンテンツ量が多いNetflix。使ったことがない方も、この機会にぜひ♪

この他にもNetflixでは同シリーズ系統のドラマが多数配信中です。「次に観たい作品が見つからない…」という方は、以下の記事も合わせてどうぞ。

『ザ・ディプロマット』系のNetflixおすすめドラマ3選

『ザ・ディプロマット』のほか、Netflixには見応えある政治ドラマやスリラー作品が揃っています。ぜひ下の作品もチェックしてみてくださいね♪