Disney+ドラマ『キャシアン・アンドー』をもっと楽しむ!知っておきたい10のトリビア

『キャシアン・アンドー』のポスター
出展元:https://thedirect.com

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の前日譚ドラマ『キャシアン・アンドー』シーズン2が配信開始されましたが、本シリーズへの理解をもっと深めるために、キャシアンについてに知っておきたい10のトリビアを紹介してみたいと思います♪



『キャシアン・アンドー』ってどんなドラマシリーズ?

『スター・ウォーズ』シリーズで初となるスパイスリラー『キャシアン・アンドー』は、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場した反乱軍の将校、キャシアン・アンドーを主人公に描く前日譚スピンオフシリーズ。

銀河帝国の支配が強まる中、盗賊として生きるキャシアン・アンドーは、偶然の出来事で帝国軍に追われる身に。その後、反乱軍のルーセン・レイエルと出会った彼は帝国への抵抗運動に加わることになり、次第に仲間を得ながら、単なる生存者から反乱軍の英雄へと変貌を遂げていく──。

一方、帝国軍の捜査官デドラ・ミーロはキャシアンを執拗に追い、やがて両者の運命が交錯していく様がスリリングに描かれます。

『キャシアン・アンドー』について知っておきたい10のトリビア

 

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キャシアンは複数の偽名を使用

パブロ・ヒダルゴによる著書「Rogue One: The Ultimate Visual Guide」によると、キャシアン・アンドー将校は反乱同盟軍の任務で、少なくとも4つの異なる偽名を使って活動しているとのこと。

彼が政府のエージェントして任務に就いていた時は、「ウィリックス」として知られ、他の任務では「アーチ」や「ジョレス・スワード」というの名前を使っていたそうです。

キャシアンのフルネームは主演俳優の息子に由来

キャシアンのフルネームは、キャシアン・ジェロン・アンドー。そのミドルネームは、キャシアン役を演じるディエゴ・ルナの息子の名前、「ジェロニモ」にちなんで付けられたのだとか。

ジェロニモ君は『スター・ウォーズ』の大ファンで、父親ティエゴの同伴でロンドンの撮影現場を訪れ、パイロット席に座って宇宙に打ち上げられる振りを体験して興奮していたのだそう。ほのぼのなファミリーエピソードですね♪

キャシアンの父親はクローン戦争中に死亡

キャシアンの父親は、彼が幼い頃にクローン戦争中に亡くなったとされています。クローン戦争は、銀河共和国と独立星系連合が繰り広げた銀河系規模の紛争。父親は、共和国による軍国主義の拡大に抵抗するカリダ陸軍士官学校で殺されたとのこと。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で、キャシアンは主人公ジン・アーソに「6歳の頃から戦いに参加している」と語っていたので、父親は20年前に亡くなっていたことになります。

若い頃に反乱分子に加わったキャシアンは完全な分離主義者ではありませんでしたが、共和国のウォーカーやクローン兵士に石や瓶を投げつけていたというから、共和国に反発する気持ちを抱えて育ったようです。

キャシアンがK-2SOを再フォーマット

 

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場した「K-2SO」は、ジンやキャシアンたちと同行した警備ドロイド。もともとK-2SOは、帝国軍が開発したエンフォーサー・ドロイド (監視用ロボット)でしたが、キャシアンがそのデータを消去して反乱軍用に再プログラムしました。その際、キャシアンはドロイドの個性もプログラムし、K-2SOは自信家で独善的な性格。たまに、ひと言多いところが愛らしいキャラクターです。

『キャシアン・アンドー』シーズン1でK-2SOは不在でしたが、シーズン2でカムバック! 『ローグ・ワン』に続き、アラン・テュディックがK-2SOの声を担当しています。



キャシアンのスパイキット

反乱軍のメンバーは、長年にわたる潜入と破壊工作を通じて専門的なスキルを身に付けていて、キャシアンは人生のほとんどを諜報活動に捧げてきました。統計によると、エージェントが20回の諜報任務を生き延びる確率は23パーセントで、ということは4分の1の確率で命を落とす可能性があるということ。

6歳の頃から戦いに参加していながら生き延びているキャシアンが、どれだけ優れたスパイであるかが、この数字でよく分かるのではないでしょうか。

キャシアンはブーツの中にコンパクトなセキュリティ・キットを携帯していて、その中には「センサーを妨害する財布」もあり、窮地に陥った時に役立ちそうなガジェットです。まさに、遥か彼方の銀河のジェームズ・ボンドといった感じですね。またジャケットの中には、敵に捕まった時のために飲む自殺薬も携帯しているそうです。

キャシアン役に起用されると思っていなかったディエゴ・ルナ

ディエゴ・ルナは、『ローグ・ワン』でキャシアン役に起用されるとは思っていなかったのだとか。芸能エージェントから、ギャレス・エドワーズ監督が会いたがってると知らされた時、ディエゴは監督が『ローグ・ワン』の企画を進めていることを知っていましたが、まさか、『スター・ウォーズ』映画に関する話だとは思わなかったとのこと。『ローグ・ワン』の後に、監督が手がけるインディ映画か何かについてだろうと思っていたのだそう。

しかしディエゴが、そう勘違いしたのも無理はないかもしれません。『ローグ・ワン』が公開されたのは2016年で、キャスティングはその何年も前に行われたことになります。その当時のハリウッドといえば、キャスティングの多様性に関しては絶望的な状態……。メキシコ出身のディエゴのように訛りの強い英語を話す俳優が、ハリウッドの大作映画で主役を張るなど夢のまた夢だったからです。

そんな状況で、ディエゴを主役に起用したエドワーズ監督は、先見の明があったと言えるのではないでしょうか。

『スター・ウォーズ』映画で大役を射止めた2人目のラテン系俳優

 

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実際ディエゴは、映画『スター・ウォーズ』シリーズで大役を射止めた2人目のラテン系俳優となります。名誉ある一人目は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から始まった続編3部作で、パイロットのポー・ダメロン役を演じたオスカー・アイザック。

彼は南米グアテマラ出身ですが、映画では訛りのない英語を話しているため、“多様性”という面ではディエゴが果たした役割の方が大きいと言えるかもしれません。



キャシアンの衣装はオリジナル3部作へのオマージュ

『ローグワン』の大半で、キャシアンはコレリアンカットのジャケットと軍用ファティーグパンツという、典型的な兵士の衣装を身に着けていました。一方で、ジン・アーソとK-2SOと一緒に小さな砂漠の衛星ジェダに向かうシーンでは、フード付きの青いジャケット姿で登場。この衣装は、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』でハン・ソロが着ていたジャケットを彷彿とさせ、オリジナル3部作へのオマージュとなっています。

キャシアンの階級をパッチで判断

キャシアンは、反乱同盟軍における階級を示す2つの緑い丸が付いた、トレードマークの茶色いジャケットを着ています。丸2つは彼がキャプテンであることを示していて、どうやら陸軍ではなく海軍を意味しているようです。

しかし、これまでに『スター・ウォーズ』シリーズで、緑の丸で表された階級は存在していないという意見もあり、緑の丸は、キャシアンが特殊部隊員であることを意味するのではないかとも考えられています。

ディエゴは役作りのために元軍人とキャンプ

ディエゴはキャシアン役の役作りのために、元海兵隊員や海軍員と一晩キャンプをしたのだとか。特に、キャシアンは敵に捕らえられたことがあるため、捕虜や拷問について知りたかったのだそう。また、巡回や敵地への潜入、そして最も重要となるチームとして働く方法も学び、軍事訓練も受けたとのこと。

そして、撮影でディエゴは高い壁によじ登ったりなど、危険なスタントのほとんどを自分でこなしたそうです。

『キャシアン・アンドー』はシーズン2が最終章となります。シーズン2で何が起こるのか、しっかりDisney+で見届けましょう!

参照元:Screen Rant Inverse