海外恋愛ドラマって、一度ハマると止まらない!特に『セックス・アンド・ザ・シティ』みたいに、ちょっと刺激的でオシャレな作品が好きなら、この記事でおすすめするリストは必見です。ニューヨークやロンドンなどで繰り広げられる、ドラマチックな恋愛模様にキュンとすること間違いなし♪ では、年間100本以上の海外ドラマを視聴している筆者が、厳選して15作品を紹介します!
- 海外恋愛ドラマおすすめ15選
- 『セックス・アンド・ザ・シティ』(全6シーズン)
- アントラージュ★オレたちのハリウッド(全8シーズン)
- エミリー、パリへ行く(シーズン5へ更新)
- GIRLS/ガールズ(全6シーズン)
- AND JUST LIKE THAT…/セックス・アンド・ザ・シティ新章(シーズン3へ更新)
- Younger/ライザのサバヨミ大作戦(全7シーズン)
- Lの世界(全6シーズン)
- NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち(全5シーズン)
- ハーレム(全3シーズン)
- Divorce/ディボース(全3シーズン)
- セックスライフ・オブ・カレッジガール(全3シーズン)
- インセキュア(シーズン5)
- リップスティック・ジャングル(全2シーズン)
- ジェーン・ザ・ヴァージン(全5シーズン)
- セックス/ライフ(全2シーズン)
海外恋愛ドラマおすすめ15選
『セックス・アンド・ザ・シティ』(全6シーズン)

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まずは、この記事の基本となる『セックス・アンド・ザ・シティ』をご紹介。本シリーズは、2000年代を代表する恋愛ドラマの金字塔。仲良し4人組のキャリーとサマンサ、ミランダとシャーロットが繰り広げる恋愛を赤裸々に描き、世界中を巻き込んだ一大社会現象となりました。今後、本シリーズほど影響力のある恋愛ドラマが誕生することってあるのだろうか…?と思ってしまうほど。
恋とキャリアのバランスに悩むキャリーと、仕事一筋で現実主義者のミランダ、性に奔放で真剣な交際にコミットできないサマンサ、理想の結婚相手を探すロマンチストのシャーロットという、個性的なキャラクターが抱える悩みや問題が超リアルで、そんな4人に共感しまくれること間違いナシ! キャリーが映画シリーズまで跨いで繰り広げる、ミスター・ビッグとの恋の行方に絶対夢中になってしまうでしょう。
アントラージュ★オレたちのハリウッド(全8シーズン)

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「海外恋愛ドラマを厳選して紹介します」と言いつつ、2発目で野郎たちが集まった『アントラージュ★オレたちのハリウッド』を紹介する筆者(笑)。とはいえ、このシリーズを侮ってはいけません。
『アントラージュ』はハリウッドを舞台に、新進俳優のヴィンスと彼の仲間(アントラージュ)、ヴィンスのマネージャーを務めるエリック、ヴィンスの兄で売れない俳優のドラマ、音楽レーベルを立ち上げようとしているタートル、タレントエージェントのアリが、成功と挫折を繰り返しながら業界を駆け上がる姿を描くドラマシリーズ。
まさに、『セックス・アンド・ザ・シティ』のボーイズ版とも言える作品で、筆者がロサンゼルスに住んでいた当時、バーでコスモポリタンを片手に『SATC』ごっこをする女子と同じように、男子はオープンカーに乗って美女をナンパ(←死語)し、『アントラージュ』こっこをしていたぐらい影響力のある番組だったのです。
本シリーズは、ハリウッドの裏側をリアルにテンポ良く描き、爆笑できるシーンもテンコ盛り! セレブや映画監督などが、大挙として本人役でカメオ出演しているのも見どころの一つ。その存在により、ヴィンスたちがハリウッドで体験する出来事にリアリズムが加わり、まるで業界の内幕を覗いているような感覚を味わえます。もちろん恋愛要素もタップリ♪
とにかく筆者が超超ドハマりしたシリーズで、ヒップでスタイリッシュだけど笑えるドラマを探している人は、『アントラージュ★オレたちのハリウッド』をお見逃しなく! 2015年には映画版『アントラージュ★オレたちのハリウッド:ザ・ムービー』も公開されたので、そちらもチェックしてみてください!
エミリー、パリへ行く(シーズン5へ更新)

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『エミリー、パリへ行く』は、パリ版『セックス・アンド・ザ・シティ』とも言えるシリーズ。それもそのはず、クリエイターは『セックス・アンド・ザ・シティ』を生み出したダーレン・スターですからね。
主人公は、シカゴのマーケティング会社で働くエミリー・クーパー。妊娠した上司の代わりに、フランス語を全く喋れないのに、パリの広告代理店で働くことになります。最初、職場では上司や同僚から冷たくあしらわれるも、持ち前の明るさとポジティブな性格でプロジェクトを軌道に乗せ、会社で欠かせないメンバーになっていきます。プライベートでも、同じアパートに暮らすイケメンシェフのガブリエルとヤキモキするような関係を繰り広げ、『セックス・アンド・ザ・シティ』の世界観を完全に踏襲しています。
時に展開が都合が良すぎて、ツッコミを入れたくなる箇所がチラホラあるものの、華やかなファッションや美しいパリの街並み、女子なら絶対憧れてしまうライフスタイルなど、現実逃避にはもってこいのシリーズです♪
GIRLS/ガールズ(全6シーズン)

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『GIRLS/ガールズ』は、ニューヨークで暮らす20代のハンナと彼女の親友マーニーとジェッサ、ショシャンナの関係を中心に、彼女たちの恋愛やキャリア、家族関係などが痛々しいほどリアルに描かれるシリーズ。
舞台もニューヨークで主要キャラクターもガールズ4人組だし、パっと見は『セックス・アンド・ザ・シティ』の20代版といった感じですが、大きな違いは、『GIRLS/ガールズ』は全然キラキラライフでもスタイリッシュでもないところ(笑)。本シリーズに登場する男子キャラクターは基本ダメンズでイケメンでもないし、そんな男たちに4人が振り回されて痛々さが満載なのです(笑)。しかも、一応4人は“親友”ということになっていますが、ハンナが別れたばかりの元カレとジェッサが引っ付いちゃったり、お互いに対する態度も塩対応が多くて、友達どころか“フレネミー”レベル(笑)。
それでも、「あるある~!」とうなずいちゃいそうな現実に向き合う、4人の等身大の姿に共感してしまうはず。キラキラNYライフは『セックス・アンド・ザ・シティ』に任せて、『GIRLS/ガールズ』は、物事をこじらせまくっちゃう4人に、感情移入しながら楽しむドラマとして観賞することをおすすめします♪
AND JUST LIKE THAT…/セックス・アンド・ザ・シティ新章(シーズン3へ更新)

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タイトルで分かるように、『AND JUST LIKE THAT…/セックス・アンド・ザ・シティ新章』は、『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編シリーズ。激動の30代を終えたキャリーとミランダ、シャーロットが50代になり、本格的に中年になった彼女たちの人生が描かれます。
『セックス・アンド・ザ・シティ』のファンなら、第1話でキャリーがトンでもない悲劇に見舞われて、早くも人生の難局にブチあたる展開にビックリするはず。オリジナル版をリアルタイムで視聴していたファンもキャリーたちと同年代になっているはずなので、閉経や更年期障害など諸々の問題に共感できるのではないでしょうか。
また新章では、オリジナル版に欠けていた多様性も意識され、物語のトピックも現代アメリカが抱える問題などを取り上げ、時代性を反映させているのも見どころの一つです。
Younger/ライザのサバヨミ大作戦(全7シーズン)

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『Younger/ライザのサバヨミ大作戦』は、40歳のシングルマザーのライザが、仕事復帰を果たすために26歳と偽ってニューヨークの出版社に就職し、ライザを20代だと思っている年下彼氏と繰り広げる恋愛模様が、スタイリッシュかつユーモアたっぷりに描かれるシリーズです。
本シリーズのクリエイターは、なんと『セックス・アンド・ザ・シティ』を生み出したダーレン・スター。もう、劇中のあちこちに“スター節”が感じられ、筆者は『セックス・アンド・ザ・シティ』よりも、『Younger』の方が100倍ぐらい好きです♪ というのも、20代のピチピチギャルではない、ある程度年齢を重ねた女性(←筆者)なら、5歳ぐらい年齢をサバ読んだり、あえて年齢を言わなかったりしたことってあるのではないでしょうか。
そんなライザに感情移入してしまうし、年下の彼氏になかなか真実を打ち明けられない気持ちも痛いほど分かって、共感度マックス! しかも、ライザの年齢詐称がバレそうになる展開はヒヤヒヤもので、手に汗を握ってしまうこと間違いナシ! めちゃくちゃイチオシのドラマなのに、『Younger/ライザのサバヨミ大作戦』というタイトルで損をしているのが本当に勿体ないです(涙)。
Lの世界(全6シーズン)

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『Lの世界』は、ロサンゼルスを舞台に、レズビアン、バイセクシュアルのジェニーやベット、シェーンといった女性たちの恋愛や友情、キャリアや成長を描いたドラマ。2004年に放送開始された本シリーズは、主要キャラクターのほとんどをLGBTQ+が占めた初の作品として、歴史に名を刻みました。もう、これだけで観る価値がある作品ではないでしょうか。
恋愛相手が同性というだけで、彼女たちが直面する恋愛トラブルやこじれてしまった人間関係などは、誰もが経験すること。LGBTQ+以外の視聴者も心から共感できる内容で、しかもファッションやヘアスタイル、音楽が最高にオシャレでスタイリッシュなのです💛
筆者は当時、『Lの世界』を観る度に新しい服や靴、メイク用品が欲しくなり、財布の紐が緩みっぱなしででした。そういう意味では、危険なドラマだと言えるかもしれません(笑)。放送が終了してからしばらく経ちますが、番組の輝きとスタイリッシュさは色褪せていないと思います。
『Lの世界』は、2019年から2シーズンにかけて後日譚スピンオフドラマ『Lの世界 ジェネレーション』がリリースされ、こちらは旧シリーズのキャラクターと新世代のLGBTQ+キャラクターが広げるドラマが描かれ、こちらもオススメです!
NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち(全5シーズン)

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『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』は、ニューヨークのファッション誌「スカーレット」で働くジェーンとキャット、サットンの恋愛と友情、キャリアでの躍進が描かれるシリーズ。ライター志望のジェーンはキャリアのチャンスを掴むために奮闘し、ソーシャルメディア担当のキャットはLGBTQ+としてのアイデンティティに向き合い、アシスタントのサットンは恋愛と仕事の両立に悩んでいるという設定です。
ファッション誌を舞台にしているため、おしゃれなファッションやトレンド感あふれる演出も見どころの一つ。とにかく3人の友情が熱くて、「こんな女友達ほしい!」と思ってしまうはず。この3人には、「女の友情はサラランラップよりも薄い」という言葉は当てはまりません(笑)。また、LGBTQ+ や多様性に関するメッセージ性も色濃く、その辺も『セックス・アンド・ザ・シティ』や『エミリー。パリへ行く』などとは一線を画していると言えるでしょう。
ハーレム(全3シーズン)

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『ハーレム』は、まさに『セックス・アンド・ザ・シティ』のブラックガールズ版と呼びたいシリーズ。ワシントン大学で人類学を教えるカミール、IT起業家のタイ、ファッションデザイナーのクイン、ミュージカル女優志望のアンジーが繰り広げる友情や恋、キャリアがユーモアたっぷりに描かれます。
タイトルの通り、ニューヨークのハーレム地区が舞台で、その土地の風土やカルチャー、パワフルで個性豊かな4人の人生がすごくカラフルで、観ていて元気がもらえる作品です。この4人に綺麗ごとは一切通用せず、時には型破りなやり方で強引に問題を解決しちゃうところも番組の魅力の一つ。特に、かなり破天荒な性格のアンジーには毎回笑わされました。ニューヨークを舞台にした、一味違うドラマシリーズを楽しみたい人にオススメです♪
Divorce/ディボース(全3シーズン)

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『Divorce/ディボース』は、結婚生活の終わりと新たな人生の始まりを、ユーモアを投入しながらシリアスに描いたドラマシリーズ。主人公フランシスは夫ロバートとの離婚を決意しますが、財産分与や親権問題など思った以上に大変で、友人たちに支えられながら試練を乗り越えていきます。
主演は、『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリー役でおなじみのサラ・ジェシカ・パーカー。『ディボース』もHBOの作品だからか、なんだかキャリーのその後を観ているような気分になってしまった人もいるのでは…? 『セックス・アンド・ザ・シティ』でキャリーは真実の愛を見つけるために奮闘していたのに、『ディボース』でフランシスは何とか離婚しようと頑張るなんて、皮肉な感じがしました(笑)。
離婚をテーマにしているとはいえ、フランシスとロバートの愛憎入り混じった関係も、パンチの効いたブラックユーモアが随所に散りばめられているので笑ってしまうシーンが多く、軽い気持ちで楽しめると思います。
セックスライフ・オブ・カレッジガール(全3シーズン)

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名門エセックス大学を舞台にした『セックスライフ・オブ・カレッジガール』で中心となるのは、同じ寮に暮らす優等生のキンバリーと、自分の性的アイデンティティで悩んでいるお嬢様のレイトン、コメディアン志望のベラ、サッカー選手のホイットニー。ハチャメチャ大学ライフを送る4人組が、それぞれ問題を乗り越えていく姿がコメディタッチで軽快に描かれます。
思えば、大学の女子寮が舞台のドラマシリーズって珍しいですよね。タイトル通り、4人の性や恋愛が赤裸々に語られますが、大学だけに学業での悩みや、将来に対する不安などもリアルに綴られるのも見どころの一つ。
キャラクターと同世代の視聴者は共感しつつ、それよりも上の世代の人は、大学生活を懐かしみながら楽しめるのではないでしょうか。ちなみにキンバリー役を演じるポーリーン・シャラメは、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』や『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の主演で知られるティモシー・シャラメの姉です。
インセキュア(シーズン5)

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『インセキュア』は、主演のイッサ・レイがクリエイター・脚本・プロデュースを手がける人気シリーズ。ロサンゼルスに暮らすイッサは非営利団体で働きながら、ヒモ状態の彼氏ローレンスを養っていて、彼との関係に悩んでいます。一方、イッサの親友で弁護士のモリーはキャリアは順調だけど、恋愛ではすぐ重くなって相手に捨てられてしまうタイプ。そんな二人が現実と自分の問題に向き合い、成長していく姿がコメディタッチで描かれます。
イッサは、なぜか鏡の前で自分の気持ちをラップして吐き出す癖があって、そのヘタウマなラップに毎回笑わされてしまうはず。また、二人がアフリカ系アメリカ人の女性として社会で経験することに考えさせられてしまう展開も多く、見応えのあるシリーズです。『ハーレム』がブラックガールズ版『セックス・アンド・ザ・シティ』なら、『インセキュア』はブラックガールズ版『GIRLS/ガールズ』という位置づけになりそうです。
リップスティック・ジャングル(全2シーズン)

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『リップスティック・ジャングル』は、『セックス・アンド・ザ・シティ』の原作者キャンディス・ブシュネルの小説を基にしたドラマなので、当然ながら『セックス・アンド・ザ・シティ』の世界観が濃厚です。
大手映画スタジオの重役ウェンディとファッション誌の編集長ニコ、人気デザイナーのヴィクトリーはそれぞれキャリアで頂点を極めますが、私生活は色々と問題アリ。ウェンディは仕事と家庭のバランスが上手く取れずに夫とすれ違い気味で、ニコは夫との関係が冷えかけていて、他に気になる人が登場。ヴィクトリーは、理想の相手を求めすぎて上手くいかない……。
仕事では超やり手ウーマンなのに、結婚生活や恋愛で悩んでしまう、キャリアウーマンならではの3人の苦悩がリアルに描かれます。3人がいる人生の地点は、『セックス・アンド・ザ・シティ』と『AND JUST LIKE THAT…/セックス・アンド・ザ・シティ新章』の間といったところかもしれません。
ジェーン・ザ・ヴァージン(全5シーズン)

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『ジェーン・ザ・ヴァージン』は、ラテン系で作家志望のジェーン。敬虔なカトリックとして育ったジェーンは純潔を守っていたのに、定期健診で医師が誤ってジェーンに人工授精を行ってしまうというドンでもトラブルが発生! なんと、ジェーンはヴァージンなのに妊娠してしまい、しかも精子提供者はホテル経営者で憧れのラファエルだと判明する……というストーリー。
ハチャメチャな設定が楽しい本シリーズは、南米テレノベラの米版リメイク。ジェーンの恋愛模様が描かれるだけでなく、物語に南米の麻薬カルテルなども絡んできて、超笑えるコメディなのにサスペンスの要素もタップリで、一度で二度おいしい構成となっています。主要キャラクターのほとんどがラテン系を占めているため、彼らの文化やラテンのノリが満載なのも魅力です。
セックス/ライフ(全2シーズン)

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『セックス/ライフ』の主人公は、2人の子どもと優しい夫に囲まれ、平穏で幸せな生活を送っているビリー。何不自由ない暮らしを送っているのに、なんだか心が満たされず、その想いを日記に綴る日々。元恋人ブラッドとの燃えるような、激しい恋が忘れられないビリーが彼と再会したことで心が大きく揺れ動き、結婚生活が搔き乱されていく展開に……。
本シリーズは、ビリーの欲望が濃厚に大胆なラブシーンをもって描かれます。といっても単に官能的なだけでなく、理想と現実の間で揺れる女性の複雑な思いも丁寧に書き込まれているのがポイント。結婚生活がマンネリ気味で悩んでいる人は、かなり刺激受けるを作品ではないでしょうか。

