Netflixの大ヒットドラマ『ウェンズデー』シーズン2パート2が配信されましたが、物語は数々の謎を残したまま幕を閉じました。そこで今回は、更新済みのシーズン3で解明してほしいポイントを6つ挙げつつ、自分なりの予想も交えて考察してみたいと思います♪
※本記事はシーズン2のネタバレを含むため、未視聴の方はご注意ください。
『ウェンズデー』シーズン2のあらすじ&考察などをチェック
こちらの記事(↓)で、『ウェンズデー』シーズン2のあらすじ・キャスト・考察を、ネタバレあり・なしで紹介しているのでチェックしてみてください!
『ウェンズデー』シーズン3で答えてほしい6つの疑問

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ウェンズデーがタイラーを救った理由は?
タイラーがアイザックの機械に縛られていた時、ウェンズデーは彼を仕留めるチャンスがありました。ところが彼女はタイラーを解放し、その選択に驚いた視聴者は少なくなかったはず。
これまでにウェンズデーは、タイラーが彼女を操ったこと、そして彼の影響で大勢の人が犠牲になったことに怒り続けていました。かつて彼に恋心を抱いたことはあったものの、それは彼の嘘が明るみに出る前のことで、それ以降は憎しみしかありませんでした。では、なぜ彼女は心変わりしたのでしょうか?
その時は、まだパグズリーが機械に拘束されていた大混乱の中だったため、ウェンズデーは深く考える時間がなく、本能的にタイラーを解放したと考えられます。
そして、シーズン2ではウェンズデーとモーティシアの関係が重要なテーマになっていて、エピソードが進むにつれて親子関係が変化していくと、ウェンズデーの内面も変化が起こりました。
激中での母親との和解や精神的な成長が、他者に対する共感や赦しに傾き、タイラーを解放したとも考えられそうです。
イーニッドは人間に戻れるのか?
シーズン2のフィナーレでは、アイザック・ナイトによって生き埋めにされたウェンズデーを助けようとしたイーニッドが、満月の下で変身すれば永遠に狼のままになる危険があることを知りながらも、親友をを救うために変身しました。
その力で地中からウェンズデーを掘り起こして救出に成功しますが、イーニッドは狼の姿のまま森へ姿を消し、最後には北へ向かう姿が確認されます。ウェンズデーはフェスターおじさんの助けを借り、彼女を探しに旅立つところで終了しました。果たしてイ―ニッドは、人間の姿に戻ることが出来るのでしょうか?
おそらくシーズン3では、そのミッションが物語の主軸となることは間違いなさそう。アルファであるイーニッドは他の人狼に命を狙われる身となったため、孤立は免れないでしょう。そうなればイーニッドは周囲に対してますます警戒心を強め、ウェンズデーと再会しても敵意を剥き出しにするかもしれません。
そこで役立つのが、モーティシアとの和解で深めた共感能力ではないかと思います。母との絆を強めたウェンズデーはサイキック能力を前よりも強く、そして安定して使えるようになると考えられます。
この力を使って、ウェンズデーはイーニッドの内なる「人間の心」にアクセスし、彼女が“狼の本能”に飲み込まれないように呼び戻すのではないでしょうか。友情と精神的なつながりを媒介にした救出です。
シーズン2パート2でも、孤独を恐れていることを告白したイーニッドと、母への恐れを打ち明けたウェンズデーの入れ替わった体が元へ戻り、二人の精神的な絆がポイントとなっていたので、イ―ニッドが人間に戻る方法はウェンズデーとの心のつながりが鍵になりそうな予感です。
タイラーとカプリが向かうハイドの共同体とは?
シーズン2の結末でカプリ先生がタイラーに、“マスター不要のハイド共同体”への参加を持ちかけました。オスのハイドはマスターがいなければ生きられないため、ソーンヒルとフランソワーズが亡くなった今、タイラーの先は長くありません。
マスターの存在なしでもオスのハイドが生き続けられるということは、その共同体では心の繋がりを強化する、一種の“サポートシステム”的な役割を果たしているのかもしれません。
タイラーが孤立したハイドとして自滅するの道を防ぎ、希望の道になる可能性も考えられます。一方で、ハイドとしての本能や孤独が、彼を再び暗黒へと引きずり戻すシナリオもあり得るでしょう。
カプリの父親がハイドだったという事実が明かされたため、彼女はハイドに対して同情心や連帯感を持っていると思われますが、その真意は不明です。彼女の動機が本当に無償の善意なのか、それとも利害が絡むのか、タイラーがそれにどう応じるかが今後の鍵になりそうです。
・『ウェンズデー』キャストの恋愛模様は!?
へスターがオフィーリアを監禁している理由は?

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最終話のラストで、ウェンズデーはオフィーリアの日記を読みながら幻視をし、今も叔母が生きていることを知ります。その直後、祖母ヘスターが秘密の扉から地下室に入り、そこに幽閉されているオフィーリアの姿が映し出されました。
長年にわたりモーティシアは姉が行方不明だと信じていて、母がオフィーリアを幽閉している事実を全く知りません。では、なぜヘスターは娘を何十年も幽閉してきたのでしょうか?
これまでに、オフィーリアは超能力のせいで精神的に不安定な状態になり、ウィローヒルに収容されていました。筆者は、ヘスターが娘を幽閉した理由は、不安定な娘を単に隠したかったのではなく、娘の力がもたらす予知や混乱を恐れ、アダムス家の名声やネヴァーモアとの関係を守るために封じたのではないかと予想しています。
さらにオフィーリアを幽閉することで、その力を監視して利用する思惑も絡んでいる可能性も考えられそうです。
なぜ、「ウェンズデーは死ななければならない」のか?
シーズン2のラストで、ウェンズデーは叔母のオフィーリアを幻視しますが、壁に書かれた「ウェンズデーは死ななければならない」というメッセージは見ませんでした。
ウェンズデーと会ったことがないオフィーリアは、なぜ姪の死を望むのでしょうか!? 姪に対する憎悪とも取れるメッセージから、ヘスターがオフィーリアに、アダムス家のメンバーについて何を語っていたのかという謎も深まります。
彼女がウェンズデーを敵視する理由は、自身の予知能力により、“危険な未来”を幻視した可能性が考えられそうです。つまり、ウェンズデーに関わる何かで破滅が訪れると信じ込み、それを回避するために姪を排除しようとしているシナリオはあり得るかもしれません。
シーズン3ではイーニッドを救出するミッションに並び、ウェンズデーとオフィーリアの関係も物語を大きく揺るがすことになりそうな予感です。
ウェンズデーは超能力を完全に取り戻せるのか?
シーズン2の最終話では、ウェンズデーの予知能力が再び現れる場面が描かれました。しばらく超能力を失っていた彼女がモーティシアとの和解を経て、再び幻視できるようになりましたが、完全に回復したわけではありません。
シーズン3では、ウェンズデーの成長と家族との関係修復により、徐々に力を取り戻せることを期待したいですが、オフィーリアの登場で、ウェンズデーに新たな試練が立ちはだかるような予感がします。
オフィーリアは同じく“レイヴン”として予知能力を持っていて、それが原因で精神的に不安定になり、ウィローヒルに収容されていた過去があります。したがって、ウェンズデーが再び力を取り戻す過程で、オフィーリアの影響や家族の歴史が鍵になりそうです。
シーズン3では、ウェンズデーがどのようにして自らの力を制御して家族との関係を築いていくのかが、物語の重要なテーマとなるのではないでしょうか。
これらの未解決の疑問や未回収の伏線ががシーズン3でどう展開するのか、今からワクワクが止まりません♪ 家族と友情、そして超能力をめぐる新たな試練が、さらに深いドラマを見せてくれることに期待が高まります!
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