U-NEXT配信『ポーカーフェイス』シーズン2ネタバレ考察 旅がさらに波乱気味に!ジャンルを超えた1話完結ミステリーがカムバック

『ポーカーフェイス』のポスター
出展元:https://www.serienjunkies.de

U-NEXT配信ドラマ『ポーカーフェイス』は、人の嘘を見抜く特殊能力を持つチャーリーが、全米各地で巻き起こる不可解な事件を解決していく痛快ミステリー。シーズン2では何が起こるのか、キャストやあらすじの紹介に加え、ネタバレなしの感想とネタバレありの考察でダイブインしていきます♪

全あらすじとネタバレあり考察は視聴後に追記しますので、ブックマークやフォローをお忘れなく♪
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【本記事のポイント】

ネタバレなしで知りたい方へ
前半ではあらすじ・海外評価・筆者の感想を紹介。視聴前の参考にどうぞ。

ネタバレありで深掘りしたい方へ
後半では全あらすじと見どころ・考察をたっぷり紹介。視聴済みの方もおさらいに◎

※目次から各セクションにジャンプできます。



『ポーカーフェイス』シーズン1のおさらい

Poker Face | Official Trailer | Peacock Original

シーズン2のあらすじ紹介や考察に入る前に、まずは軽くシーズン1をおさらいしましょう♪

シーズン1のあらすじ

シーズン1は、嘘を見抜く特別な能力を持つカジノのウェイトレス、チャーリー・ケイルが、友人の不可解な死をきっかけにカジノのボスに追われる身となる。

彼女は愛車のプリムス・バラクーダに乗って全米を放浪し、立ち寄る先々で様々な人々や奇妙な事件に遭遇。その卓越した能力を駆使し、殺人事件を解決していく。

最終話ではカジノのボスとの因縁に一応の決着がつくが、新たな敵に追われることになり、再び旅に出るという形でシーズン1は幕を閉じる。

『ポーカーフェイス』シーズン2の概要

基本情報を押さえておきましょう♪

製作:Peacock
ジャンル:ミステリー、コメディ、犯罪
配信日:2025年8月8日
製作国:アメリカ
話数:全12話
クリエイター:ライアン・ジョンソン

『ポーカーフェイス』シーズン2のあらすじ(ネタバレなし)

Poker Face Season 2 | Official Trailer | Peacock Original

 

『ポーカーフェイス』シーズン2も引き続き、嘘を見抜く特異な能力を持つチャーリーが、全米各地を転々としながら事件を解決していく姿が描かれる。

今シーズンでは彼女の前に新たな人々や事件が現れ、旅はさらに波乱気味になる模様。FBIや犯罪組織との関わり、思わぬ友情やロマンスの予感、そして、これまで遭遇しなかったタイプの脅威にも直面する。

チャーリーが抱える過去の問題に決着がつく一方で、新たな局面が彼女を待ち受け、ラストでは再び予測不能な展開へ転がり込む──。

・30年ぶりの続編は痛快スポ根の進化系コメディ!

『ポーカーフェイス』シーズン2海外での評価&予告編紹介と筆者の感想(ネタバレなし)

【Rotten Tomatoes】
批評家の評価:96%
観客の評価:68%
【筆者の評価】
総合評価:★★★★★
ストーリー:★★★★★
エンタメ性:★★★★★
感動:★★★☆☆

視聴前に予告編を見た印象

『ポーカーフェイス』の魅力は、ストーリーの面白さはもちろんのこと、毎話登場する超豪華なゲスト陣にも注目!

クリエイターのライアン・ジョンソンの人脈の強みがここでも炸裂していて、シーズン2には『ウィキッド ふたりの魔女』のシンシア・エリヴォや『ブレイキング・バッド』のジャンカルロ・エスポジート、アジア系俳優を代表するジョン・チョーなど、映画や人気ドラマでおなじみの俳優たちが勢ぞろいしています。

1話完結型のシリーズなので、予告編を見ても誰がどのエピソードに登場するのか、どんな展開が待っているのかは詳細は分かりませんが、シーズン1の世界観をしっかり引き継ぎつつ、さらにパワーアップしている印象です♪

ネタバレなしの感想

『ポーカーフェイス』シーズン2は前シーズンの魅力をしっかり受け継ぎつつ、新たな捻りと深みを加えてカムバックしました。主人公チャーリー・ケイルは、人の嘘を見抜くユニークな才能を持つ“一般人”探偵で、その飄々とした語り口も健在です。

各話の冒頭で犯人が明かされる“倒叙ミステリー”のスタイルは同じですが、毎回飽きさせない要素が満載なところがポイント。特に印象的なのは、チャーリーの孤独や心の揺らぎが少しずつ描かれ、単なる謎解きを超えた人間ドラマとして味わいが深まっている点です。

さらに、スティーヴ・ブシェミ演じるラジオの“謎めいた相手”とのやり取りが、ほんのり温かく、エモーショナルなアクセントになっているのも印象的でした。

また、ゲスト出演の俳優陣も豪華で、エピソードごとに違った色合いをもたらしてくれるため、シーズンを通してずっとワクワクしながら視聴できました。総じて、軽妙なユーモアと人間的な温もり、そして程よいスリルがバランスよく融合した、とても楽しめるシーズンでした♪

・おすすめのファミリー・シットコム。笑えるぞ!

スクロールに疲れた方へ
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『ポーカーフェイス』シーズン2の登場人物&キャスト

チャーリー・ケイル(ナターシャ・リヨン)

人の嘘を見抜く特異能力を持つ、流浪の謎解きヒロイン。

ルカ・クラーク(サイモン・ヘルバーグ)

FBI捜査官としてチャーリーの行方を追いかける旧知の相手。

ベアトリクス・ハスプ(リー・パールマン)

シーズン1の顔とも言える犯罪組織のボスで、シーズン2にも登場。

グッド・バディ(スティーヴ・ブシェミ)

チャーリーがCBラジオでつながる道中の心強い仲間兼ガイド。



『ポーカーフェイス』シーズン2の全話あらすじ(ネタバレあり)

 

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第1話:ゲーム再開

第1話は、陶芸家アンバーが病弱な母ノラを介護する場面から始まる。四つ子の一人であるアンバーは、遺産目当てで世話をしていると母に非難され、やがて遺言が変更されて全財産が“フェリシティ・プライス”という女性に渡ることを知る。

調べると、フェリシティは消息不明だった5人目の姉妹で、アンバーは母の死を偽装した後、フェリシティに接近して彼女を崖から突き落として殺害する。アンバーは自殺を装った動画を撮影し、フェリシティの遺体が自分と誤認されるよう仕向けるが、フェリシティが義足だと気づく。彼女はフェリシティの左脚を線路に置き、列車に轢かせて証拠隠滅を図る。その後、消息を絶つ前のフェリシティに扮して家に現れる。

一方、逃亡中のチャーリーはリンゴ農園でアンバーの姉デリアと知り合い、母の死をきっかけに彼女の実家を訪れる。そこでフェリシティを名乗るアンバーが遺産相続を主張し、姉妹を買収して和解を図るが、デリアは拒否。アンバーはデリアになりすまして遺産の書類に署名するが、義足でないことがバレて正体が明らかになり、事件が解決する。

その直後、チャーリーを追っていた五大ファミリーのギャングが再び現れ、彼女は再び逃亡する。

第2話:死者の館

第2話のあらすじ

第2話は、葬儀場で映画撮影が行われる場面からスタート。葬儀場の主フレッドは妻グレタと口論になり、彼女は夫に離婚したいと告げ、マイアミでメイクの仕事を始めるつもりだった。その夜、酔って帰宅したグレタをフレッドが映画と同じ手口で殺害し、遺灰の一部をレコードに混ぜ込む。

3ヶ月も逃亡を続けているチャーリーは映画の撮影に関わり、グレタと親しくなるが、翌朝に彼女の姿が見えない。フレッドは撮影チームと一緒に出発したと説明するが、チャーリーは不審を抱く。

撮影チームは誰もグレタを見ておらず、チャーリーは調査で血痕を発見。フレッドを問い詰めるも、グレタからの“マイアミ写真”が届いて誤解を認める。しかし、フレッドの机からグレタの携と偽造写真を見つけ、真相に気づく。

フレッドはチャーリーをクロロホルムで昏させ、棺桶に入れて焼却炉に入れようとする。しかし、なんとか逃げ出した彼女が電子タバコを焼却炉に投げ入れ、爆発が発生。フレッドは炎に消え、車へ戻ったチャーリーのもとにベアトリクス・ハブスが現れる。

第3話:モグラたたき

第3話のあらすじ

第3話はベアトリクスが銃を突きつけ、チャーリーに協力を迫る場面から始まる。国外逃亡を計画する彼女は、仲間内の内通者を探していた。

途中、ベアトリクスはスーツ姿の男から、「隠れ家が危険にさらされている」というメモを受け取り、一行は別の隠れ家へ移動。回想シーンで、ベアトリクス側の内通者はFBI捜査官のダニーで、一方、妻を裏切って保護プログラム入りを望んでいた夫ジェフリーは捜査官のルカに協力していることが描かれる。

内通者が見つからないまま、チャーリーは逃走のため飛行場に移動するベアトリス一行と同行するハメに。そこへFBIが突入し、ルカがジェフリーに偽の銃弾を撃って死を偽装する計画だったが、ダニーが実弾にすり替えていたため、ジェフリーは死亡。

チャーリーとベアトリクスはダニーに捕らえられるが、チャーリーの機転でルカが敵側の内通者を特定し、事態を制圧。ダニーは捕えられ、ベアトリクスは証言と引き換えに、もうチャーリーの命を狙わないと約束する。チャーリーは新たな人生を求め、地図に指を置いて次の目的を目指す。

第4話:人の血の味

第4話のあらすじ

第4話では、フロリダの警察官フランが、ライバル警官の“ゲーター・ジョー”に7年連続で「今年の警官賞」を奪われ、ついに暴走する。授賞式の当日、控室で爬虫類用の下剤を発見した彼女は、ジョーのドリンクに混入。しかし量を誤り、ジョーを死なせてしまう。その罪を隠すため、ジョーが飼うワニのデイジーに覚醒剤を与え、遺体を攻撃させてワニに罪をなすりつける。

一方、旅を続けるチャーリーは動物保護活動家ハッチらと出会い、ジョーがSNSで自分を売り込む道具にされているデイジーを救出する作戦に加わる。授賞式会場で、現場写真から覚醒剤袋の紛失に気付いたチャーリーは、大人しい性格のデイジーが薬物が原因でせいで狂暴になったと判断し、ワニは無実だと確信。

フランは、ジョーが着けていたカメラ付きサングラスが事件を録画していたことに気づき、ジョーの遺体を食べたデイジーを沼で殺し、サングラスを回収しようとする。そこへ彼女の後をつけていたチャーリーが登場し、ついに観念して罪を認める。フランは上司に自首して警官を止め、動物保護施設で働く道を選ぶ。

第5話:地元のヒーロー

第5話のあらすじ

第5話の舞台は、田舎町のマイナーリーグ球団「チーズモンガーズ」。かつて豪速球で鳴らしたエース投手のラッセル・“ロケット”・ワデルは不調続きで、監督から解雇を言い渡されてしまう。

落ち込む彼は、観客が「チームの負けに賭けて大儲けした」と話すのを聞き、わざと負けて賭け金を稼ぐ八百長を立案。仲間4人と組み、次の5試合を全敗する計画を立てる。

4試合は計画通り進むが、昇格した新人フェリックスが5試合目に先発として出場することに。試合に勝っては困るため、仲間がLSD入りのガムで彼を潰そうとするも、予想外に好投。試合は負けたものの、フェリックスに計画を知られて金を要求される。彼に侮辱されて怒ったラッセルが投げた時速160Kmの豪速球が、フェリックスの頭に当たって死亡。ラッセルが、打撃マシンの事故に偽装する。

一方、ひょんなことからチームのボールガールになったチャーリーは、事件の真相を探り始める。検死結果からフェリックスが豪速球で死亡したと知り、ラッセルの犯行を確信。翌日、メジャーのスカウトが来ていると彼を挑発し、観客の声援で豪速球を投げさせる。だが、球速を測っていたのは警察官で、こうしてラッセルの罪が暴かれるのだった。

第6話:スラッピージョセフ

第6話のあらすじ

第6話の舞台は名門私立校。金星シールを集めることに執念を燃やす優等生のステファニーがスペリングコンテストでイライジャに敗れ、タレントショーで、彼の大事なモルモット、ジョセフを使ったマジックを妨害しようと企む。タレントショーの当日、ステファニーはイライジャが用意していたマジックの種に細工し、全校生徒の前でマジックを披露した際に、依頼者は誤ってジョセフを殺してしまう。

学校で働くチャーリーは、イライジャの父JBの部屋でステファニーの落とした金星ピンを見つけ、彼女の犯行を疑う。証拠を掴むが、校長ハムはステファニーにギャンブルや横領の秘密を握られ逆らえない。

ステファニーは勝ち誇るが、チャーリーと担任教師がイライジャを励ますイベントを行い、怒ったステファニーは盗んだ現金をJBのポケットに入れて、罪を着せようとする。しかし、チャーリーがその現場を撮影して阻止し、ステファニーにいじめと恐喝をやめさせ、次の街へと移動する。

第7話:最後の仕事

第7話のあらすじ

第7話は、量販電化店「スーパーセーブ」で働くケンダルが解雇されるところから始まる。彼の夢を追うきっかけになればと考えた上司で幼なじみのビルの計らいだったが、ケンダルは怒りを抱き、知り合いの万引き犯ジュースと共謀して店の強盗を計画する。

閉店後、店に侵入した二人は金庫から金を盗むが、個人的な理由で店に寝泊まりしていたビルと出くわし、ビルはジュースに撃たれて殺害されてしまう

一方、事件前にチャーリーはレストランの配達の仕事でビルと知り合い、彼とデートをして急接近していた。だが翌日、電化店での強盗事件が発覚。ビルの遺体が店内で発見され、チャーリーは犯行の手口からケンダルの関与を疑う。

その後、ケンダルは共謀者ジュースに金を騙し取ったことを責められ、揉み合いの末に刺殺。チャーリーはケンダルのロッカーから大量の現金を見つけるが、彼に銃を突きつけられた矢先にジュースが乱入して銃撃戦に発展。そこへ警察が到着し、ケンダルはあえなく逮捕された。

第8話:堕ちたジョージア人

第8話のあらすじ

第8話は、孤児支援団体職員レジーナがホテルのバーで出会った男アレック(本名ガイ)に大金を預け、危険な取引に関わる場面から始まる。

やがてジョージア人を名乗る男が現れ、アレックを射殺。レジーナはジョージア人を撃ちって金を持ち逃げする。しかし、それはガイと仲間マニーによる詐欺で、銃は空砲で死は演技だった。実はレジーナが持ち帰ったのは紙くずで、孤児院の金はガイが奪っていた。

その後、バーでガイと出会ったチャーリーは詐欺仲間にリクルートされるが、レジーナが自殺したと知り、孤児院に金の返還を迫るが、ガイは新たな詐欺への協力を持ちかける。

次の標的はスケッチというヤバそうな男で、計画は危険な方向に発展。ガイは仲間を見捨てて金を奪って逃げるが、中身は食事券だった。これはチャーリーとマニーが仕組んだ逆詐欺で、スケッチの正体はマニーの夫ロビンだった。チャーリーは孤児院へお金を返し、次の目的地へ向かう。

第9話:死の賃貸契約

第9話のあらすじ

家賃統制付きアパートに住むアンは、権利を維持するために孫娘マディを養女にしようとする。そんな中、彼女はケイトという若い女性と出会い、恋人関係に。だが彼女は、アパート目当てにアンに近づいたのだった。

マディはケイトの素性を調べ、服役歴や逮捕状があることを突き止めて退去を迫る。翌日、ケイトは洗濯機の振動を利用して漂白剤と除去剤を混ぜ、有毒ガスでマディを殺害して事故と見せかける。

偶然同じアパートを訪れたチャーリーは事件に疑念を抱き、大家やマディの友人リカルドから手掛かりを得て、ケイトの犯行を確信。やがてケイトはアンに真実を告白して、ケイトはチャーリーをベランダから突き落とすが、消防士の友人の仕掛けたエアマットで無傷だった。

さらに、その瞬間をアンの弁護士が録画してしていて、ケイトはマディのとチャーリーの殺人未遂で逮捕される。



第10話:筋肉の代償

第10話のあらすじ

第10話は、環境に優しいと謳うジムを経営するブリックが中心の物語。会員のロドニーは高校の同窓会を控え、短期間で体を鍛えたいと望む。ブリックはプロテイン源として会員に密かに母乳を販売しており、妻のリリーが出産センターから盗んだものだった。

しかし、ロドニーが保健所の検査官と知ると、母乳ではなくホエイプロテインを渡す。ロドニーは真実を知り告発をほのめかすが、ブリックは彼を殺害して事故に見せかける。

チャーリーは友人アレックスとジムに参加することになり、ブリックの嘘に気づき、ジムの会員たちが母乳入りの飲料で体調を崩していることも判明する。ブリックの運動記録を調べたチャーリーは事件当日の彼の不審な動きに気づき、それを知ったブリックは彼女をサウナに閉じ込める。

しかし、チャーリーはスマートウォッチでアレックスに助けを求め、無事救出される。最終的に妻のリリーが夫を止め、警察に通報する。

第11話:イグアナの日

第11話のあらすじ

第11話は、トッドという男性が結婚式に向かう途中で正体不明の殺し屋に殺害され、殺し屋が彼の姿を完全に乗っ取られるシーンからスタート。暗殺者は義眼レンズを使いトッドに成りすまし、エナジードリンク会社の創業者カービーの結婚式に潜入する。

だが、FBI捜査官ルカが現れたことで計画は狂い、暗殺者は式場スタッフとして働いているアレックスを犯人に仕立てようとする。殺し屋はカービーを襲撃してボート小屋で殺害。アレックスは暗殺者に現場で気絶させられて容疑者になってしまうが、彼女と一緒に式場にいたチャーリーが彼女を救い出す。

チャーリーは男がプロの殺し屋「イグアナ」であることを見破り、被害者カービーの母親ベアトリクス・ハスプの元へ向かう。一方、FBIは作戦の一環としてチャーリーたちを生かし、彼女たちを追跡する。

第12話:旅の終わり

第12話のあらすじ

第12話は、チャーリーとアレックスが暗殺者イグアナから逃れつつ、ベアトリクスのもとへ向かう場面から始まる。FBI捜査官ルカは、誰にでも変装できるイグアナがどれほど危険か伝えてチャーリーに自首を促すが、彼女はそれを拒否。途中、二人は追跡者から逃げ切る。

ベアトリクスの家に到着するが、中は複数の遺体であふれ、彼女も殺害されていた。驚くチャーリーの前に現れたのはアレックスで、実は彼女こそがイグアナだった。アレックスは長年の殺し屋として暗躍していて、チャーリーに嘘をつける唯一の存在として接近したのだ。

FBIの追跡が迫る中、アレックスはチャーリーを人質に車で逃走。途中で二人は「2つの真実と1つの嘘」を賭けたゲームをし、チャーリーが勝利するも車のブレーキは壊れていた。崖から車が落ちそうになった直前、チャーリーは車外へ飛び降りてルカに救助される。アレックスは姿を消し、連邦犯罪の容疑者となったチャーリーをルカが見逃し、ヒッチハイクをして逃亡の旅を続けるところでシーズン2の幕が閉じる。

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『ポーカーフェイス』シーズン2の見どころ・考察(ネタバレあり)

 

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以下、物語の展開を時系列順にまとめました。
・15分待っても会いたい主人公
・飄々とした姉御肌、チャーリーの優しさが事件を呼ぶ
・「嘘だね!」で繋がるジャンル越境ドラマの真骨頂

15分待っても会いたい主人公

シーズン2はシーズン1に続き、全12話が「先に事件→後からチャーリーが解決」の倒叙型がお約束構成になっています。オープニング15分くらいは主人公が登場しないのですが、そこがこのドラマのポイント。

事件と犯人の背景がしっかり描かれたところで、ひょいっと飄々としたチャーリーが登場すると、「待ってました!」と拍手したくなる不思議な嬉しさがのが魅力。いわば、“主人公の出待ち”ができるドラマなのです。

各エピソードの舞台も、田舎のマイナー球団から私立小学校、ワニのいる保安官事務所までバラエティ豊か。毎回違う世界で違うタイプの殺人事件が繰り広げられるので、まるで"出張型ミステリー”と呼びたくなるほど。チャーリーは人間嘘発見器として、さらっと人の嘘を見破りつつ、相手の心にもちゃっかり入り込みます。

さらにシーズンを通して、ベアトリクス・ハスプや暗殺者イグアナとの大きな対決も展開されるのも見どころのひとつ。単発事件の楽しさと、シーズン全体の緊張感がいい感じにブレンドされていて、シリアスな展開の中に、チャーリーの軽妙な一言や行動が差し込まれ、視聴者をクスッと笑わせてくれるスタイルも健在です。

総じて、ただのミステリーじゃなく、「あれ、こんな笑っていいの?」と思えるゆるさと、ちゃんと締めるところは締める完成度の高さの塩梅が最高♪ 基本的に1話完結ですが、ユニークな構成とクセ強キャラクターの登場により、ついつい次のエピソードが観たくなってしまうのです。

飄々とした姉御肌、チャーリーの優しさが事件を呼ぶ

チャーリーの魅力は、なんといっても飄々とした姉御肌の性格です。皮肉もジョークもサラリと飛ばすのに、人情にはめっぽう弱く、困っている人を絶対に見捨てません。旅先で次々と事件に巻き込まれるのも、この優しさゆえ。

例えば第6話では、意地悪な優等生にモルモット殺しの濡れ衣を着せられた少年イライジャの名誉を守るため、学校の大人たちを巻き込んで大奮闘。第8話では、孤児支援団体職員レジーナが詐欺師ガイに2万ドルを奪われたと知るや、危険を承知で逆詐欺を仕掛け、見事お金を取り戻して孤児院に返しました。

一匹狼に見えるけど実はお節介で、誰かのために全力を尽くすチャーリーは、本当に頼れる存在。筆者は飄々とした姉御肌のチャーリーの大ファンで、エピソードを観る度に、「こんな女友達が欲しい!」と思っていまいます。

「嘘だね!」で繋がるジャンル越境ドラマの真骨頂

シーズン2も全話でライアン・ジョンソンが脚本を手がけて、特に第7話は彼の映画愛が画面の端々からビシバシと伝わってきて印象的でした。映画ネタがこれでもかと詰め込まれていて、まるで“映画オタクによる映画オタクのための回”といった趣です。

一方でワニや野球といった変化球テーマの回もあり、ジャンルもスタイルも実にバラバラ。それでも不思議と全体に統一感があるのは、「嘘だね(Bull Shit)!」を連発するチャーリーという“錨”が、物語をしっかり支えているからでしょう。

どのエピソードも奇抜でユニーク、でもどこか芯を貫いてクセになってしまうのです。その構成力と遊び心、そして何より“ジャンル愛”に満ちた物語を毎回繰り出せるジョンソンの才能には、ただただ脱帽するしかありません。

現時点でシーズン3への更新は未定ですが、大好きなシリーズなのでカムバックを期待したいところです♪

・笑えるシーンが満載の犯罪コメディドラマ♪



『ポーカーフェイス』シーズン2のまとめ

シーズン2も、各話の冒頭で犯人が明かされる“倒叙ミステリー”のスタイルを引き継ぎつつ、各話ごとにジャンルを超えたユニークで奇抜なストーリーが展開されて、飽きることなく最後まで楽しめました。

犯罪コメディや一味違った捜査ドラマを観たいという人にイチオシのシーズンです。ぜひ、U-NEXTでチェックしてみてください♪

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