2000年代に放送された傑作脱獄ドラマ『プリズン・ブレイク』が復活することになり、リブート版では男女混合刑務所が舞台になることが決定しました！ どんな作品になるのか、現時点で分かっていること5つを紹介したいと思います♪
『プリズン・ブレイク』ってどんなドラマ？
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『プリズン・ブレイク』の主人公は、天才的な頭脳と冷静な判断力を持つマイケル・スコフィールド。無実の罪で死刑囚となった兄リンカーンを救うため、彼は自ら罪を犯して意図的にフォックスリバー刑務所へ潜入。全身に脱獄計画のヒントをタトゥーに彫り込み、その卓越した知略を駆使して、不可能と思われる脱獄ミッションに挑むというストーリー。
まず、本シリーズは2005年から4シーズンにわたって米FOXで放送され、2016年に続編となるシーズン5でカムバック。シーズン5には、マイケル役のウェントワース・ミラー、リンカーン役のドミニク・パーセル、ティーバッグ役のロバート・ネッパーといった主要キャストが続投して話題となりました。
リブート版について分かっていること5つ
まずはパイロット版の製作
Deadlineによると、Huluで蘇る『プリズン・ブレイク』は、まずはパイロット版の製作となるので、この出来が悪くてゴーサインが出なければシリーズ化はされません。
ということは、正式にシリーズ化が発表されるまで、ぬか喜びは禁物ということですね。確率的には、パイロット版がピックアップされる可能性って高くないと言えます。
過去にHBOは、『ゲーム・オブ・ザ・スローンズ』のスピンオフドラマ『Long Night』のパイロット版に約30億円の製作費をつぎ込んでいながら、仕上がりに納得がいかずに打ち切ったので、『プリズン・ブレイク』のリブート版が同じ道を辿らないことを祈りましょう！
リブート版の設定
TV Lineによると、リブート版は男女混合刑務所が舞台となるため、かなりオリジナル版とは異なるコンセプトになりそうです。本家シリーズには、全シーズンを通して主要女性キャラクターが数えるほどしかいませんでしたからね。
現時点で明らかになっている主要キャラクター6人のうち、3人は女性です。そのうちの一人は、米陸軍レンジャーから刑務官に転身したキャシディというキャラクターで、もう一人は見習い刑務官、恋人も同じ刑務所に収監されている妊娠中の受刑者も登場するとのこと。
対する男性キャラクターは、10年間にわたり無実の罪で服役している囚人トミー、トミーを殺すよう命じられた別の囚人、3人目として、キャシディと親しい関係にある上院議員候補のジャクソンが登場する予定。
このキャラクター設定から判断すると、リブート版は脱獄ドラマではなく、刑務所内で繰り広げられる出来事が中心になる可能性もありそうですね。
キャスト3名が決定
Emily Browning, Lukas Gage & Drake Rodger Set As Series Regulars In Hulu’s ‘Prison Break’ Pilot https://t.co/EoJugNBJQm
— Deadline (@DEADLINE) March 13, 2025
主要キャラクター6人のうち、すでに3人を演じるキャストが決定しています。
Xの投稿の左側から紹介すると、米陸軍レンジャーから刑務官に転身したキャシディ役を演じるのはエミリー・ブラウニング。Amazonドラマ『アメリカン・ゴッズ』や『アメリカン・ホラー・ストーリーズ』のほか、大作時代劇映画『ポンペイ』などにも出演しています。
真ん中は、上院議員候補のジャクソン役を演じるルーカス・ケイジ。彼は、『YOU ー君がすべてー』や『ホワイト・ロータス／諸事情だらけのリゾートホテル』などで注目された俳優。
右は、10年間にわたり無実の罪で服役している囚人トミー役を演じるドレイク・ロジャー。これまでに、『ウィンチェスターズ』や『ランドマン』などに登場しています。
新キャスト4人が決定
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さらに、リブート版に出演するキャスト4名が新たに決定しました！
・ゴースト役：アメリカで最も危険な刑務所のひとつに収監されている冷酷で危険な囚人。演じるのは、『マヤンズ M.C. ～サンズ・オブ・アナーキー外伝～』にエンジェル・レイエス役でレギュラー出演したクレイトン・カルデナス。
・アンドレア役：刑務官の訓練を受けている女性候補生。演じるのは、『ダンプリン』や『FAMOUS IN LOVE』などに登場しているジョージー・フローレス。
・ダリウス・レッド・ルイス役：囚人の一人。『ハード・プレイ』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』などで知られるマイルズ・ブロックが出演。
・ジュニア役：数十年前に起きた壊滅的な脱獄事件で唯一生き残り、精神的に不安定なキャラクター。『マヤンズ M.C. ～サンズ・オブ・アナーキー外伝～』や『The 100／ハンドレッド』などに出演したJR・ボーンが演じます。
クリエイターは誰？
リブート版を率いるのは、無法者バイカーズ軍団を描いたドラマ『マヤンズ M.C. ～サンズ・オブ・アナーキー外伝～』でクリエイター・脚本を務めたエルギン・ジェームズ。
激しい暴力が炸裂する硬派なドラマ『マヤンズ M.C.』を手がけたジェームズが指揮を執る上、地上波局FOXによるオリジナル版とは違い、リブート版は検閲の制限が低いHuluで製作されるため、本家よりも暴力描写や際どいシーンが多くなりそうな予感です。
また、オリジナル版でクリエイターを務めたポール・シュアリングほか、製作総指揮のニール・H・モリッツ、ドーン・パローズ、マーティ・アデルスタインも参加します。
オリジナルキャストの復帰は
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現時点では、オリジナルキャストがリブート版に出演する予定はないようです。ですが、本家シリーズのプロデューサ―陣が復帰することもあり、シリーズ化が決定すれば可能性はゼロではないかもしれません。
例を挙げ、人気リーガルドラマ『SUITS／スーツ』の新スピンオフドラマ『Suits LA（原題）』には、オリジナル版でハーヴィー・スペクター役を演じたガブリエル・マクトとルイス・リット役のリック・ホフマンがゲスト出演するので、『プリズン・ブレイク』も例外ではないかもしれません。
しかし、マイケル役で主演し、同性愛者であることをカミングアウトしたウェントワース・ミラーは、数年前にLGBTQ+以外のキャラクターは演じないと公言していたので、ストレートのマイケル役を再演する可能性は高くなさそうです。
新旧メンバーで構成される製作チームが、オリジナルの世界観を踏襲しつつ、どんなサスペンスを生み出してくれるのか楽しみですね♪
